エムログ

古い映画を中心に、本、仕事・・・etc. 驚くほど忘れてしまうので備忘録として。

【映画】「殺人幻想曲(1948)」~プレストン・スタージェス監督のドタバタ・コメディ~

この作品をリメイクした『殺したいほど愛されて(1984)』をかなり前に見てもの凄く面白かったので、そのオリジナルの方を見てみた。 主人公は妻の浮気を疑い殺害しようと完全犯罪をもくろむのだが、あまりにも自分に都合よく考えすぎていて全然うまくいかず…

【映画】「失われた航海(1979)」~事実に基づいて作られた群像劇タイタニック~

本作は1979年の英米合作のTV映画。タイタニックが主題の映画では初のカラー作品で、制作費は500万ドル。日本では劇場公開もされているらしい。 DVDのパッケージを見ると「セミ・ドキュメンタリー」として制作されたとある。映画冒頭で「事実と関係者の談話に…

【映画】「ガス燈(1944)」~自分で自分を信じられなくなる恐怖。テーマは心理虐待。~あらすじ付き

観ると精神的苦痛で顔が歪む。わたしは終始、沈痛な面持ちでしかめっつらで観てしまった。と言ってもそれは、心理面で非常によく出来た映画だからであって、駄作だからじゃない。 ああー、こんな風に扱われたら鬱になって気が狂ってしまうよ。 ****** あらす…

【映画】「ディーバ(1981)」~おしゃれな映画は、時を経てもやはりおしゃれ~

引用:「オペラ座?」「お尻よ」 ジュールとアルバの台詞より 青が印象的な映画。 冒頭いきなり始まる「ラ・ワリー」の導入から一気に映画に引き込まれる、80年代青春映画の傑作。 『ベティ・ブルー(1986)』も話題になった、ジャン=ジャック・ベネックス…

【映画】「夢のチョコレート工場(1971)」 ~2005年「チャーリーとチョコレート工場」の元映画~あらすじつき

主人公チャーリーの健気な優しさが心に響く、コメディタッチでミュージカル仕立てのファンタジー。良くも悪くもいかにも70年代的セットで、けばけばしくも摩訶不思議な世界を表現しています。 原作は児童文学『チョコレート工場の秘密』、本作をリメイクした…

~痩せますよ~ 一日一食にして4年が経過したのでその報告とおすすめの本

①私は「なんちゃって一食主義」 ②健康に影響は? ③「一日一食」のメリット・デメリット ④痩せますか ⑤我慢しているか(ストレスはあるか) ⑥不安だったこと ⑦まず「本を読むこと」をお勧めします ⑧おすすめの本 ①私は「なんちゃって一食主義」 mです。聞き…

【映画】「雨に唄えば(1952)」 ~ジーン・ケリーを見てるとほんと元気になる(笑)~

のっけから笑わせてくれる、MGMミュージカルの名作コメディ。映画がサイレントからトーキーへと移り変わるはざまの騒動を描いた作品というだけでも期待できるが、その上ジーン・ケーリーやジーン・ヘイゲン、ドナルド・オコナーら芸達者な出演陣が、畳み掛け…

【映画】「さらば青春の光(1979)」 ~邦題に偽りなし。そう、光はないのだ~カルト青春映画の傑作

「俺は同じなんて真っ平だね。だからモッズさ。大物になりたいんだ」 ジミーの台詞より バイク、ドラッグ、パーティ、ケンカ。つまらない両親につまらない仕事、希望のない未来。60年代の若者が、精一杯背伸びしてイキがって、そして絶望していく、ジリジリ…

【映画】「透明人間(1933)」 ~グリフィン、いますっぽんぽんなんだなあ、と思うこと請け合い~

「血と肉と骨が消えてしまう薬品を作ったのだよ。それを1か月間毎日注射した。これで世界を征服する」 グリフィンの台詞より ううん、ちょっと傲慢すぎて主人公に感情移入できなかった・・・。世界征服って言われてもなあ。そういえばポール・バーホーベン監…

【映画】「カジノロワイヤル(1967)」 ~ジェームズ・ボンドのおバカ版~ おバカ映画の傑作カルト作品~

はははー(笑)、この映画大好き。大好きな映画だけど、どんなストーリーなのか全然わからん(笑) わからなくても楽しい、いや楽しいからこそストーリーなんかそっちのけになってしまう尊いおバカ映画の傑作。終始ニヤニヤしながら楽しめる。 そして美女が…

ハズキルーペは本当に おすすめ だった ~眼鏡にポルターガイストがおこった結果、お困りの老眼が解決したよ~

mです。こないだ、出勤途中にいつものようにバスに乗っていたんです。指定席化しているいつもの席に座って、普通にスマホで最近の韓国事情かなんかをチェックしていたら、上からぽこんとなにかが落ちてきて顔に当たってきたんです。きょとんとして「虫かなあ…

【映画】「80日間世界一周(1956)」 ~見どころはフォッグとパスパルトゥとエンディング~

風呂の水は40センチでなければいけません。ピッタリにです。 朝食のトーストの温度は28度です。ピッタリに。 ~フォッグの執事、退職の理由より~ 大好きなジュール・ヴェルヌ原作「八十日間世界一周」の雰囲気をそのままに、フォッグとパスパルトゥの魅力を…

【映画】「2300年未来への旅(1976)」~ファラ・フォーセットがチョイ役で出ている管理社会SF~

「2001年宇宙の旅」にあやかりすぎな、全然未来にはいかないという、邦題に偽りありな作品(コレドーナノ)。 私の好きな近未来&管理社会もの。この手の映画が好きになるきっかけになった、個人的には記念碑的な作品。別に管理されたい訳じゃなくて、そこからの…

【映画】「ノートルダムのせむし男(1923)」 ~傑作~ ロン・チェイニー版カジモド 詳しいあらすじ付き

何度も映画化されてディズニー版もつくられた、ヴィクトル・ユゴー原作「ノートルダム・ド・パリ」の初映画化作品。ストーリーもさることながら、登場人物たちが生き生きキラキラしていて映画を引っ張る。 せむし男の名前は一般に「カジモド」だけど、この映…

【映画】「喰いついたら放すな(1960)」 ~出世しない男の出世しない理由がよくわかる映画~

ダメ男のセールスマン、ジョニーは売り上げを伸ばそうと無理して車を購入するが、一週間足らずで盗まれてしまう。車が無ければ成果をあげられないと、妻の反対も押し切って執拗に車の行方を探し続ける。その一念が、車を盗んだ街のチンピラや、車泥棒の親玉…