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女一匹50代、ひとりもんの暮らしなんてこんなもん

Kさんからの引継ぎは完了

 

○ハーマン・メルヴィル『書記バートルビー』再読

 

2024/12/26(木)晴れ

退職するKさんからの引継ぎは終わった。終わったと言っていいのか甚だ疑問だ。とりあえず一通り説明は聞いた、というに過ぎない。「分からない」などと言う時間はないので、分かったことにして先を急いでもらった。そうしないと終わらないから。後のことは後で考える。

できるか?来年の私。

ま、出来るか出来ないかではなく、やるんだけど。やんなきゃいけないから。

でもま、どうせ暇だから、ゆっくり時間をかけて一つ一つ取り組んで慣れていこう。

 

 

バートルビーを再読している。最初に戻ったり、行ったり来たりしながら読んでいる。

何が言いたい作品なのか、だからなんなのか、バートルビーは一体何者なのか、何を考えているのか、さっぱり分からない。

さっぱり分からないのに、「私も少しバートルビーなのかもしれない」「私もバートルビーみたいなとこあるな」などと思うのが不思議だ。

この辺りがこの小説が語り継がれる所以なのか。。。もう少し理解したつもりになりたいので、まだ数日は読み返そうと思っている。

 

明日で仕事納め。その後Kさんの退職、N副部長の入職、歓送迎会がある。

 

 

 

 

バートルビーに影響されているかもしれない

 

○ハーマン・メルヴィル『書記バートルビー』再読

 

2024/12/25(水)晴れ 

何もする気が起きない。退職するKさんの引継ぎは行っているけれど、膨大な量を一気に、しかもマニュアルとPC画面を見ながらの座学のみという、あまりにも理不尽な引継ぎの仕方なので腹が立って仕方がない。

上がアホすぎて腹が立ち、ストレスで一杯なので益々頭に入ってこない。つうか脳が拒否し始めた。私の容量を超えている。

もうどうでもいいからとりあえずザーッと聞くだけ聞いて、あとはもう来年の私が考えればいいんじゃないかな。ちっとも労働意欲が湧かないもん。

仕事が嫌なんじゃないの。この部署が嫌なの。この仕事が嫌だし、このやり方が嫌なの。あなたたちのやり方が嫌なの。いや、あなたたちには ”やり方” なんつうものがないから嫌なの。

あああ、仕事に意欲的だった頃にはもう戻れそうもない。すっかり情熱を失ってしまった。

もう来年の事は来年でいいんじゃないかな、、、なんとかなるかもしれないし。

 

、、、と、『書記バートルビー』を読んでいるせいか、バートルビー並みに生きる気力が湧かないよ。

 

 

 

 

浣腸デビューは回避、「剣よりも強し 菊竹六鼓の生涯」覚書 

 

○前田雄二『剣よりも強し 菊竹六鼓の生涯』読了

○都甲幸治『教養としてのアメリカ短編小説』読む

 

2024/12/24(火)晴れ 朗報。1週間出ず困っていた便秘。浣腸デビューはしなくてすみそう。ちょっと怖いと思っていたからよかった。

便秘で死んだ女性がいるってネット動画を見たことあるから、なんて恐ろしいんだろうってトラウマみたいになってる。

 

前田雄二著『剣よりも強し 菊竹六鼓の生涯』が読み終わった。その覚書。いくつか印象に残った部分を抜粋しておく。

まず、20世紀前半の日本はぐんぐん軍国主義化していって、軍部が巨大な権力を持って、政治がそれを止められず軍部の暴走を許してしまった。軍人は戦争してなんぼ、戦争して出世する生き物だから、あっちこっちでドンパチやって、日本は泥沼に入っていく。

そんな時代に菊竹六鼓や桐生悠々は、言論という武器を使って果敢に戦った日本屈指のジャーナリストだ。みるみる全体主義化していく状況で、猛烈に言論弾圧をしてくる軍部や政治と闘うのは余程の強い意志と思想がなければ続けられるものではない。

でも具体的に軍部がどのように暴力的だったのかというと、私はあまり意識していなかったことが本書を読んで分かった。いままで映画や漫画、本などで、威張り腐った軍人が出てくるシーンはよく見たけれど、それは今でもたまに見かける威張る男の延長線上という感じで、割と想像の範囲内でイメージしていた。

ところが本書を読むと、思った以上に圧力していた。いくつか抜粋しておく。

 

五・一五事件で犬養毅が暗殺され、福岡日日新聞で痛烈に軍部を批判した六鼓は軍部の猛烈な反感を買う。そしてその軍部が福岡日日にかける圧力がすごい。

 

「地元軍部は、あらゆる方法で新聞社に圧力を加え、菊竹六鼓を脅迫し、爆撃機を新聞社屋上空に乱舞させて、福日の主張を曲げさせようとしたが、、、」

「たてつづけに鳴る電話からは、噛みつくように軍人の声が流れ、(中略)その声が応接間から廊下に流れ出るような勢いで呼号し、社説の取り消しを要求した。そして要求を容れない場合は、新聞を発行停止処分にするとか、あるいは実力を用いて新聞の発行を不可能にするとかいっておびやかした。」

 

軍服姿の男に恫喝される。怖い。

 

「将校たちは直接新聞社に押しかけてくる以外に、強烈な文句の脅迫状をつぎつぎに投げこんでいった。」

「福日が謝罪しないならば、隊伍を組んで新聞社を襲撃すると、、、」

「猛烈な福日攻撃をやり、講演会で福日を焼き打ちすべしとあおりたてた。」

「軍人の荒々しい声で、すぐ謝罪しなければ、新聞社を爆撃するとの通告が繰り返された。(中略)すると昼ごろになって、脅迫は事実となって現れたのである。軽爆撃機の変態が、まっすぐに福日社屋の上空に飛来して、変態を解くや、一機ずつ社屋めがけて急降下して、爆弾を落とすような体制を示した。(中略)もし降伏しないならば、本当に爆弾を投下するぞとのおどしが述べられたが、、、」

 

しかし六鼓は、

「社がつぶれるかどうかの問題ではなく、国がつぶれるかの問題なのだ」

と言った。

 

六鼓だけでなく福日の社長も、

「君がたのように長い間、社を育ててきた人や、幾多の先人にこそ、むしろ気の毒であるが、正しい主張のため、いま、もし本社にもしものことがあっても、それは現在社長たるわたしには光栄である」

と言った。

福日は元々反骨精神の強い新聞だったらしく、

「この新聞の株主は経営上の問題にいっさい口出しをせず、また社長は編集に関することは、すべて主筆、編集長に一任して、決して干渉しないという伝統が何十年かの間に固まっていた」

とあり、前の社長も常々、

「福日は政友会の機関紙ということになっているが、それは権利であって、義務ではない。自由党以来、政友会の主義政策が国家国民のためになると思うから代弁するが、わるいと思う場合は、決して弁護の必要はない。」

と言っていた。

六鼓個人の資質だけでなく、会社にそういう土壌があったというのは頼もしい。

 

六鼓語録

「暴力団的思想とは、何ら義務を伴わざる権利思想の病的発達である。他人の立場如何を顧慮するところなき主義的思想の異常なる発達である。この病的権利思想にもとづき、傍若無人の主我的思想によって、いわゆる「徹底的にやっつける」という態度そのものが、すなわち暴力団的思想である」

これはネットなどで身勝手な正義を振りかざす人で溢れている現代にも通ずる。LGBTQ的な発想も同じ。彼らは暴力団的思想の持ち主だったのか。

 

 

 

 

「書記バートルビー」読む、W氏&I氏と食事、W氏クビが決定

 

○前田雄二『剣よりも強し 菊竹六鼓の生涯』読む

○都甲幸治『教養としてのアメリカ短編小説』読む

○ハーマン・メルヴィル『書記バートルビー』読了

 

2024/12/23(月)晴れ 

 

夕べ、都甲幸治『教養としてのアメリカ短編小説』の中に出てくる課題図書、メルヴィルの短編小説『書記バートルビー』を読んだ。先に都甲氏の解説を読んだ後に本編を読んだのに、なんだかちっとも分からない。難しいというより、なぞなぞみたいな小説で、一体これは何だろう。すごくソフトなカフカみたい。

 

話は、弁護士をやっている ”私” のところに新しくバートルビーという男が雇われる。このバートルビーは、異常な集中で本来の業務である筆写の仕事をこなしていく。休憩もせず、食事もせず、食べるものと言えば2~3枚の粗末なジンジャーナットだけ。

ところが筆写の仕事は猛烈にやるのに、それが合っているかの確認作業はやりたくない、それどころかちょっとしたお使いなどもやりたくない。とにかく筆写以外は「私はそれをしない方がいいと思います」と言って一切やりたがらない。

しない方がいいと言う理由は分からないし、雇い主である”私” も理由を大して聞かないので読者には分からない。

そのうち「しない方がいいこと」はどんどん増え、筆写すらやらなくなり、ただ事務所の自分のデスクのところで立ち尽くしている。それだけでなく、バートルビーはどうやらこの事務所に住んでいるらしい。

さすがの”私” も追い出そう始めるがうまくいかず、自分の方が事務所を引っ越すことにする。

しかし縁を切れず、バートルビーは「私はそれをしない方がいいと思います」というだけで言う事をきかず、最後は刑務所に入れられる。

そしてそこでもバートルビーは何も変わらずどこまでも無気力で、”私” が2度目に会いに行ったときには静かに死んでいた。という話。

 

なんだろう。「それをしない方がいいと思います」しか言わず、それを徹底する男。確かに印象に残るし、示唆的な寓話的な気もする。意味ありげだ。

何度か映画化されているようなので見たいと思ったが、残念ながら日本語版はなさそう。

 

今日は職場のW氏と元同僚のI氏と食事会で秋葉原へ。店にたどり着けず、W氏に迎えに来てもらう。田舎者の私は、コスプレ姿の客引きがわんさと並んでいる光景を初めて肉眼で見た。別に恐怖はみじんも感じず、華やかだなと思った。

W氏は2月末でウチをクビになるらしい。定年退職後のパート契約だから簡単にクビを切られたと。で、労基に文句を言う予定で、いま資料を作っているのだとか。

いいぞ。やってくれ。W氏がいなくなるのは損失だが、それくらいしてくれる人がいないと、ウチの上の方は変わらん。

でも心と志がある人がいなくなるのは寂しい。

 

 

 

 

ずっと寝ていた、便秘で困っている

 

2024/12/22(日)天気不明

 

昨日忘年会から帰った後、朝までずっと起きてゲームしたりYouTube見たりして無駄に過ごし、明け方の5時ごろ布団に入って、起きたのが夜の11:30だった。16時間くらい寝た。

なので書くことが何もない。

なので今困っていることを書いておく。今便秘で困っている。もう一週間便が出ていない。便意はあるけど、便が硬くて出ない。

なので「世の中には浣腸とやらがあるらしい。これをやってみる必要があるのではないか、、、」と思い始めた。ここまで便が出ないと、私は人間ではなく、ほとんどうんこなのかもしれないとさえ思う。

若い頃から便秘体質ではあるけれど、浣腸は今まで一度も使ったことないし、母もない。なので「いちじく浣腸」とかいうギャグだと思って生きてきた。

でもいよいよ使ってみる時なのでは、、、Amazonで探すと割とお安いし、使う人、使い慣れている人もいらっしゃる様子。

デビューか。。。。

 

 

病院忘年会、管理部二次会に参加

 

2024/12/21(土)晴れ 

 

今日は年末の職場勉強会の日。今までは通常勤務と同じく8:30開始でぶっ通しでやっていた勉強会だけど、理事長が変わったからか13:00スタートになった! しかも代休は1日取っていいとのこと。ラッキー。楽になって良かった。

とはいえ、ウチの病院が勢いがなくなってきた象徴のような気もして、複雑な心境ではある。右肩上がりのイケイケドンドンな時は、みんなもテンションが高いから、「朝から勉強会をやって切磋琢磨している俺たち!」っていう感じの一体感は、あったよね。

きっとウチはそういう時期は過ぎたんだろう。あとはいかに没落するのを緩やかにするか、という感じがする。

 

勉強会の後の忘年会を経て、管理部だけ集まる二次会に参加。私が管理部に異動してから7年、コロナを挟んだとはいえ初の出来事。いつもあまりお喋りする機会がないから、いい機会だなと思って参加した。結論は参加してよかったと思う。経理部や人事部のメンバーと少しは親しみが深まるといいけれど。

 

問題のKさん退職の引継ぎで、煽りを喰らって悩んでいる30女子をなんとかしようと、今日それとなくリサーチをして、部課長にふわっと対策を促すつもりだったけど、とてもそんな雰囲気ではなくて上手くいかなかった。

月曜、どうしよっかな、、、水面下で動くつもりではあるのだけれど。

 

 

 

 

退職Kさんの引継ぎは上手くいっていない

 

○前田雄二『剣よりも強し 菊竹六鼓の生涯』読む

 

2024/12/20(金)晴れ

 

今日は尻上がりに忙しかった。メーカーからのお願いとか、休診とか、病院ホームページのこととか、ちまちま細々した用件がてんこ盛り。

そんな中でKさん退職の引継ぎが行われている。うちの若手アラサー女子への引継ぎは昭和スタイルのスパルタらしいと知って頭を抱える。

春に入職してくる新人の、制服やらロッカーやら社員証やら福利厚生やら、入職に関するすべての段取りを取らなくてはならないが、あまりにもやることが多すぎる上に、OJTゼロのぶっつけ本番でやらせようというんだから無茶振りすぎる。

おまけに質問すると「さっき言ったでしょ」「2回言わなきゃダメ?」とか「マニュアルに書いてあるから」とか言われて、質問できる雰囲気じゃないらしい。

これはよろしくない。全くウチの総務のへっぽこ4人組は何を考えているのか、私にはさっぱり分からない。彼女まで辞めたらどうするつもりなんだろう。ほんと絶望する。

可哀そうに、一杯一杯になって、とても不安そうだった。責任感の現れなのだから、大切に育ててあげてほしいのに、、、

何か一手打たなくてはならない。

 

 

 

 

日銀政策金利据え置き、円安157円台へ

 

○前田雄二『剣よりも強し 菊竹六鼓の生涯』読む

 

2024/12/19(木) 曇りのち晴れ 明け方雪が降ったらしいが、私は見ていない。起きてトイレに入った時に窓から雨の音が聞こえたが、私が家を出る時には止んでいた。なので私にとっての初雪はまた今度。

 

夕べのFOMCでドル円は爆上げ、でもペソは逆に爆下がり。最近ちょっと手法を見失いつつあって、せっかく6000円くらいの含み益が出たポジションがあるのに、そのまま見送り、結局下がってプラマイ0になり、また上がって6000円くらいの含み益が出ても、また見送る、を繰り返してしまっている。

この2年、いつも利確を見送った時は下がってしまうので、何も考えずにぽんぽん利確していった方がいいと、何度も何度も自分に言い聞かせているのに守れない。

「もうちょっと伸びるんじゃないかな?ここを抜けたら続伸するんじゃないかな?」なんて、せこい欲が邪魔している。

マイルール通り利確していれば、スワップ含めて+2万くらいは取れていたのに、、、

考えるな!私!

そして今日は日銀植田さんの会見がある。FOMCは予想通り0.25%の利下げ。日銀はどうするか。利上げ見送りで円安、へなちょこ曖昧会見でも円安、利上げで円高が予想されるけど、私はもちろん利上げ見送りかへなちょこ会見で円安と予想している。

 

12:00、スマホを見ると、マネパからのメールで日銀は政策金利の利上げを見送ったとの事で、それなりに円安方向に動いている。あとは15:30の植田さん定例会見のニュアンス待ち。

 

15:30、結局クロス円は続伸。で、最近何度か利確ポイントを逸した私は、ペソが直近高値更新するかどうかのキワキワの当たりで2ポジション利確。この後、英国勢も参戦してくるし、逆に動くことも多いしと思って。しばし様子見。

 

結局、ドル円は夜間もそのまま伸びて157円台に突入。ペソとリラも伸びたのでいくつか利確。リラのスワップもあって59,000円くらい利確できた。証拠金維持率は569%。だいぶ余裕できた。ここからもう一段上がるのは難しいと思ってる。無理しないように買い下がろう。

仮想通貨の方は伸び悩み。一服中って感じ。

 

 

 

 

「剣よりも強し 菊竹六鼓の生涯」読む、今日は忙しかった

 

○前田雄二『剣よりも強し 菊竹六鼓の生涯』読む

 

2024/12/18(水)晴れ

今朝は系列クリニックに寄ってから出勤する日。ZOOMを立ち上げて会議が始まり、物の五分もしないうちに画像が固まり、ホストが落ちる。本院に内線すると、そっちは粛々と進んでいると言う。なにお! 戻るとZOOM自体が閉じてあったので、もう一度ログインすると無事通常運転に戻れた。

本院に行くと、どうやらこっちの画像が固まっている間、私たちが喋っている内容がマイクを通してメイン会場に流れていたらしい。うへえ。そん、、、な聞かれて困るようなことは(私は)ないと思うけど、、、先生たちはどうでしたかねえ。

 

今日は年末の勉強会の準備や、Kさんの引継ぎで忙しかった。私に引き継がれる業務が、初めてな上に、事前知識がないにも関わらず、座学のみって、無茶すぎる。なのでしれっとTさんに、「これって私できるやつなんですかね、、、できるやつなんですか?」と聞いてやった。Tさんは「う、うん、、、」と首をかしげながら言っていたけど、Kさんが「できますよ!」と励まし始めたのでうやむやになってしまった。Kさん、分かってるよ。っていうか、やるよ。やらなくちゃならないから。

 

菊竹六鼓を読み始めたけど、桐生悠々よりも六鼓の方が好きかも。悠々は一匹狼すぎてあまり共感しきれなかったけど、六鼓の方は組織ぐるみで弾圧と戦っているから、組織論的な視点も持てて読んでいて共感できる。

とはいえ、作者との相性もあるかもしれない。幸い同じ前田雄二氏が悠々の生涯も書いているようだから、今度買い物する時取り寄せてみようと思っている。

 

 

 

 

桐生悠々 覚書

 

○井出孫六『抵抗の新聞人 桐生悠々』読了

 

2024/12/17(火)晴れ

 

『抵抗の新聞人 桐生悠々』を読み終わった。その流れで、青空文庫で出ている悠々の書いたコラムを5本読んだ。どれも短いコラムなのですぐに読み終わる。

関東防空大演習を嗤う

言いたい事と言わねばならない事と

煎じ詰めれば

科学的新聞記者

正義の国と人生

 

一番響いたのは『言いたい事と言わねばならない事と』。曰く、

「言いたいことを、出放題に言っていれば、愉快に相違ない。だが、言わねばならないことを言うのは、愉快ではなくて、苦痛である。何ぜなら、言いたいことを言うのは、権利の行使であるに反して、言わねばならないことを言うのは、義務の履行だからである」

 

そして『煎じ詰めれば』。曰く、

「煎じ詰めれば、理想と現実との衝突である。我は理想を見つめて、しかも漸次にこれを進まんとしているにも拘らず、彼等は現実に執着して、唯その直面する難局を打開し得れば、それで以て足れりとしているのだ」

「我は未来の向上を重しとし、現在の利益を未来の幸福のため、犠牲に供することを辞さないにも拘らず、彼等は唯現在に於て、一時的なる利益を得れば、未来の幸福を捨てて顧ない」

 

 

 

 

ドラクエⅢやめた、財務省に関しての妄想

 

〇井出孫六『抵抗の新聞人 桐生悠々』読む

 

夜中ずっと起きていたけど、さすがに昼過ぎ眠くてYouTube見ながらウトウトしてしまったので13時~17時まで寝てしまった。これでもう夜は寝られないだろう。

ドラクエⅢはちっともやる気が起きない。全然つまらない。20代の頃あんなに夢中になって遊んでいたのに、、、きっと私はもうRPGを楽しめなくなったのだと思う。さみしいが仕方がない。

というわけで、今日はオキシゲンノットインクルードでずーーーっと遊んでいた。やはり最高に面白い。我を忘れる。

夕方からまたカレーを作る。バーモントカレー中辛、豚モモ切り落とし、ジャガイモ小丸ごと5個、人参、玉ねぎ(飴色まで)、帆立、エビ。

そしてオキシゲンの続きをやる。

 

とうわけで大して書くことがないので、最近妄想的に思っていることを書いておく。

森永さんが財務省についての本を書き、それがベストセラーになったのをきっかけに、世間などでは財務省叩きが流行っている。どうやら「財務省は叩いていい」というコンセンサスが出来上がったらしく、多くの人が自分の不幸のすべてが財務省のせいであるかのように、挙って財務省を叩いている。

それ自体に文句があるわけではない。金を奪っていくんだし、その額が増えていくんだから仕方ない。それに森永さんが言う通り、実際に財務省は人間らしい心を失っているのかもしれない。

でも私は ”森永さんが言っている” というだけで、鬼の首を取ったように騒ぐほど単純でもない。

世間様の様子を見ていて私は思う。これだけ大衆に嫌われ叩かれても、財務省は方針を変えそうもない。

なぜだろう。たとえ「増税すれば給料があがる」「自分が評価されるには増税しかない」としても、それだけが理由で増税に躍起になってるわけではないのではないか。一人一人の目先の目標は給料アップでも、その先に組織としてのもっと大きな目的があるのではないか。

もしかすると何かに備えてるのかしら。例えば戦争とか。戦争になってから予算を集めるのでは遅い。だから平時から国民から出来るだけ貪っておいて、有事に備えてるのではないのかしら。財務省は大きな戦争が近いと思っているのではないかしら。

・・・そんな想像が膨らむ今日この頃なのだった。なにか準備が出来るわけでもないけれど。

 

 

 

 

ずっと寝ていた

 

2024/12/15(日)天気不明 たぶん晴れ。

昨日はMさんとの飲み会の後、朝の4時くらいまでずっと起きて鉱山を掘っていた。原石ラス1がどうしても見つからなくて・・・結局諦めて寝て、目が覚めたのが夜の7時だったから15時間くらい寝たのかな。

起きてまた鉱山を掘っていたら今日は終了。今YouTubeで昔のラジオ番組「クロス・オーバー・イレブン」を聞いている。懐かしい。

 

明日は有給取ってるからこのまま起きて、何しようかな。

 

www.youtube.com

 

 

 

歯医者、母のお使い、Mさんと飲み会

 

2024/12/14(土)晴れ 10時に起きて歯医者へ。いつもの定期健診。すると大昔の歯の詰め物が劣化してひびが入っているので、次回それを修理することに。分かりました。

そして軽く買い物をして帰宅。今夜は昔から一緒に働いてきたMさんと一緒にご飯と飲みに行く約束の日。いったん帰ってYouTubeを見て時間をつぶし、いざ外出。

 

さっむ!今日は風が強い。風がなければ左程寒くないと思われるのに、、、そしてMさんと合流し、母に頼まれたお使い物をいくつか済ませる。

まず宝くじを20枚購入。私は「愚者の税金って言われているよ」と言うが、母は買うと言う。当たったら恵まれない人に寄付をしたいと前から言っている。

しかし母は、欲を言えば有楽町で宝くじを買いたい派の人だ。あの有楽町チャンス・センター?が良く当たると信じている。私は「どこで買っても同じ確率だ」と思っていて、そう言い聞かせもするのだが、母は全く納得しない。

なぜだ!宝くじが何枚売り出されているのか知らないが、例えば1万枚あるとして、そのうちの1枚が1等だとしたら、1/10000の確率なのだから、どこで買っても1/10000でしょうが。有楽町だといきなり5/10000とかになるわけじゃないでしょう。

でも母には分からないんだなー。

そのあと、いつもお米や林檎を送ってくれる母のお友達と従妹に、お返しの品の郵送。GODIVAのチョコを希望されているので選んで発送。でも値段の割には箱がちいちぇえ。金額も大事だけど、見栄えも大事だから少し迷って、6000円くらいの詰め合わせのクリスマス仕様の方を選ぶ。箱もGODIVAにしては大きめだし、季節ものだからこれでいいんじゃないかしら。

自宅にはモンロワールの割れチョコ3種類詰め合わせをお土産に購入。

 

そのあとMさんと夕飯を食べ、飲みに行く。私はお酒を辞めたので飲まないけど。

地元まで戻って居酒屋に行ってみたけど、なんと行列ができていて7組待ちだと。仕方がないのであっちこっちウロウロするが、どこも満席。そこで諦めつつ最初の居酒屋に戻ると4組待ちになっていたので整理券を貰って待つ。20分くらいで入れた。席が満席というより、スタッフが足りなくて回せないって感じだった。

職場のこと、両親のこと、健康のこと、Mさんは今日も仕事だったせいか、少し疲れているみたい。お酒が入って眠そうだったので、10時ごろお開きにして帰宅する。

 

帰宅後お土産のチョコをつまみつつ、母の「週刊現代によると斎藤知事が悪者ではない」という話を聞きながら、なるほどありそうなことよのう、と思う。

 

 

 

インフルが私に近づいてくる、クーデターを考え始める

 

〇井出孫六『抵抗の新聞人 桐生悠々』読む

 

2024/12/13(金)曇り 寒くて曇っている。今日はセーター、毛糸の上着、さらに薄手のダウンといういでたちで出勤。ちょっとモコモコすぎた。もうそろそろ本格的なダウンに変えようかな。でもまだ息が白いというまではいっていないが。

 

他部署は知らないが我が部署ではインフルが猛威を振るっているぞ。Tさんが先週月曜からインフルで休み、今週はこの前一緒に飲みに行ったWさんがインフルA型に、そして同僚のYさんもインフルで、二人とも今週いっぱい休み。

しかし面倒な時代になった。彼らはおそらくワクチンを打っているのだが、打っていれば「打ったのに」と思われ、未接種だと「打たないからかかったんだ」と思われる気がする。

でもそれを口にする人は誰もいない。内心で「そう思われるんだろうな」と勝手に思っているだけ。誰もそんなこと思ってないかもしれないのに、でも思ってるんだろうな、実際私は思ってるしと、ぐるぐる余計なことを考える。

不毛だ。私たち日本人は一体なにがしたいんだ。ギスギスとした世の中を自ら作っている気がする。きっと日本人はアホなんだろう。

 

 

今日は忙しかった。総務に移動して7年、一番ちゃんと働いた気がする。理由は月曜を年休にしているから、その分のしわ寄せが今日来た感じ。おまけにTさんからの無茶ぶりとKさん退職の引継ぎもあって、私の業務を圧迫した。

しかしTさんは引継ぎ業務の段取りを組むのが本当に下手くそだと思う。私が異動してきてからやめる女性は2人目だけど、ちっとも成長していない。引き継ぐ人の気持ちも、引き継がれる側の気持ちも、どちらも理解していない。

それにKさんが辞めれば若手女性はたった一人になってしまう。残りはみんな40過ぎの20年選手30年選手ばかり。この残る一人も辞めたらどうするつもりなのかしら。この危機的状況が分かってるのかしら。きっと分かっていないだろうし、分かっていてもどうしたらいいか分からないのだろう。

私はこの残る一人もやめる可能性が高いと見ている。辞めちゃってもいいとさえ思っている。彼らは痛い目をみないと分からない。

クーデターを起こせないか最近少し考え始めた。当面この課題に取り組んでみようかな。暇だから。

 

 

 

山岸涼子の「日出処の天子」を読んでいる

 

〇井出孫六『抵抗の新聞人 桐生悠々』読む

 

2024/12/12(木)晴れ 出勤すると、細々としたメールが一杯。それをちまちま対応して返信したりしていたら9:30になった。

夕べはあまり眠れなかった。仕方がないので暗い中ライトをつけて3時半くらいまで本を読む。途中でkindleに持ち替えて『日出処の天子』にしたりもした。

 

山岸涼子のマンガ『日出処の天子』は、題は有名なので知っていたが、私はあまり漫画を読む方でないし、少女漫画は全く読まない性質なので今まで読んでいなかった。最近、名作くらいは読んでみようと思ってのダウンロード。

今まだ2巻目だけれど、絵はあまり好きではない。線が繊細過ぎる。線が繊細と言えば萩尾望都も繊細だけど、緻密で力強さも感じさせるから気にならない。むしろ好き。でも山岸涼子の繊細さは、儚く消えていきそうな細さで、ちょっと苦手かな。

話に関しては一応聖徳太子の話ということで、興味がなくもない。でも相当フィクショナルな感じがするから、どう考えていいかはまだ分からない。

 

仕事は今日はサボれなかった。来週のオペの書類の準備とか、年末の業務で立て込んでいて。

それから私に支給されているデスクトップ、chromeで検索すると永遠にくるくるする件、企画部に見てもらったが、その時は直ったのにしばらく間を開けたらやっぱりずっとくるくるしてしまう。

もういい。職場ではchromeは見捨てて、苦手なedgeに慣れることにする。

 

一時続落していた仮想通貨界隈。反転してまたもりもり上げ始めた。直近高値を越えてくれるかな? ま、超えても今年は利確する気はないんだけど。