2019-01-01から1年間の記事一覧
これは「みんな力を合わせようよ。力を合わせれば大きなことが出来るよ」というような ”善人ぶった牧歌的ないい話” ではなく、「勝ち組になるには」みたいな、集団の中で埋もれて行かないための自己啓発とか、人生観とか仕事観とか、そういう哲学や思想をも…
おすすめ度 ★★★★★ この映画で人々は、惚けたようにテレビの前に座り続け、テレビが言う事を信じ切って疑問を抱かない。思考することを放棄し、何に対しても疑問を抱かずただ言うなりになっていて、その代表であり象徴がモンターグの妻リンダなのだ。
おすすめ度 ★★★★どした、制作陣。 映画が始まってすぐ、スーパーマンがこっちに向かって飛んでくるシーンで早くも「ありゃ?」と思うこと請け合い。なんかバカに特撮がしょぼくなってるような・・・特撮と言っても「合成」で、光の当たり具合が不自然で偽物…
おすすめ度 ★★★ 登場人物たちの人間ドラマを描くことが目的というよりは、西部開拓時代に東から西へ西へと移動していった人々の ”旅そのもの” を描くために登場人物たちのドラマがある、といった感じだった。西部開拓時代そのものを描くことがテーマだと思う…
おすすめ度 ★★★ クリストファー・リーヴ版スーパーマン・シリーズの第3作目。 今回はⅠ、Ⅱとは打って変わって、クラーク以外のメンツが大分違くて、悪役も違えば、なんとヒロインも違う。 見どころはクラークがロイス以外の女にふらふらとしてしまい、なんと…
ディズニーで映画化もされた有名作。12年くらい前にヴェルヌ一気読みしたことがあるけど、あんまり印象に残っていなかった作品。今回、映画を見た流れで再読。改めて読んでみると前半こそ小説らしいとはいえ、途中からストーリーらしいストーリーがなくなる…
おすすめ度 ★★★ パート2の見所は、クラーク・ケントが自分をスーパーならしめている能力を「ボクは愛に生きる!」と言って意外とあっさり放棄して、母ちゃんを「え、あなたマジで? 困惑~」みたいに驚かせていたことと、そのお相手ロイス・レインとラブラ…
この日本にいまさら絶版古書を探してまでして「ターザンを読もう」なんていう奇特な方はあまりいないと思うが、先日ジョニー・ワイズミュラー版の映画の感想を記事にしたし、興味を持つ方はいるかもしれないので詳しめにあらすじを記すことにする(本当は忘…
おすすめ度 ★★ スーパーマンはなにか気になって、数年ごとになんとなく見直してしまうし、新作が公開されると「見ておこう」という気になる。あのスーパーマンのロゴを見ると胸が少しだけ熱くなる。 スーパーマンが虚空を飛んでいる姿を見ると、やっぱり胸が…
おすすめ度 ★★★★★ 映画半ばあたりにライオンと12分間もの格闘シーンがあるけれど、これ本当に格闘してない? 本物のライオンとプロレスですよ、レスリングですよ、がっぷり四つの相撲ですよ。迫力満点。これどうやって撮影したんだろう。ターザン、途中で腕…
おすすめ度 ★★★ この映画はアルフレッド・ヒッチコック監督の渡米後7作目の作品で、大西洋上のボートの上だけでドラマが繰り広げられる一種の密室劇であり、サバイバル映画であり、サスペンス映画でもある。
おすすめ度 ★★★★★ この冒頭の説明にある通り、おそらく二度と映画化されることはないだろう。実際に映画が公開された時はショックで流産した人がいたと言われるほどの騒ぎになり、監督は干され、イギリスでは30年間も上映禁止作品となった。 私は20代の頃に…
おすすめ度 ★★★★★ 主役で出ずっぱりのバート・ランカスターは最初から最後まで海パン一丁の衣装代いらず。このころ55歳くらい。 ある男が、知人のプールからプールへ泳ぎ渡りながら自宅へ帰ろうと思いついて実行するが、徐々に自分を取り巻く世界がうねうね…
濃い紅色のツタの這う白い壁、そして緑色のドア。そのドアは不滅の実存へと導いてくれる・・・ ドアの向こう側には友人ウォーレスの理想の世界があった。ウォーレスが最初にそのドアを発見したのは5歳のとき。中に入ると、大理石の花壇と二頭のヒョウ、美し…
「都市、国家、文明、進歩。そういったものはすべて終わりだ。勝負はついたんだ。われわれは負けたのだ」 砲兵のセリフ 19世紀末。まだ馬車がメインだった時代。上空から火星人が飛来し、人類に攻撃してくるという話。近代SFの父、H・G・ウェルズのあまりにも…
おすすめ度 ★★★★★ ロン・チェイニー版とくらべて細かい違いは多々あるが(フィーバスが死んでカジモドが死なないとか)、そんなことよりも周辺の人物、ルイ11世やフロロ伯爵、詩人グランゴアルなどの人物像が詳細に語られていることと、ルイ11世治下のパリの…
おすすめ度 ★★★ めちゃくちゃクズな司教から動物になる呪いをかけられてしまった騎士と伯爵令嬢と、それに巻き込まれたコソ泥が主役のファンタジー。戦いの場面は少なめ。
おすすめ度 ★★★★★ 情報源の女教師は美人だし、お約束的に彼女と寝てはいたが、いわゆる劇画的な007シリーズとは一味違う、かなり現実的なスパイ映画。 実際、ジョージ・シーガル演ずるスパイ、クィラーは、全然楽しそうじゃない。表情は伏し目がちな上目使い…
おすすめ度 ★★★★★ 心理虐待が本作のテーマ。全く正常な人に対して様々な小細工をし、本人にも周囲にも、あたかもその人が異常であるかのように思わせて精神的に追い詰めていく虐待手法を、心理学用語で「ガスライティング」というらしいが、それはこの映画の…
私は「なんちゃって一食主義」 健康に影響は? 「一日一食」のメリット・デメリット 痩せますか 我慢しているか(ストレスはあるか) 不安だったこと まず「本を読むこと」をお勧めします おすすめの本 私は「なんちゃって一食主義」 mです。聞きなれない方…
おすすめ度 ★★★★ のっけから笑わせてくれる、MGMミュージカルの名作コメディ。映画がサイレントからトーキーへと移り変わるはざまの騒動を描いた作品というだけでも期待できるが、その上ジーン・ケーリーやジーン・ヘイゲン、ドナルド・オコナーら芸達者な出…
おすすめ度 ★★★★★ 「俺は同じなんて真っ平だね。だからモッズさ。大物になりたいんだ」 ジミーの台詞より バイク、ドラッグ、パーティ、ケンカ。つまらない両親につまらない仕事、希望のない未来。60年代の若者が、精一杯背伸びしてイキがって、そして絶望し…
おすすめ度 ★★★★ 美女が猛烈に出てくる。若いのから年増まで、はてはエキストラに至るまで、ぜーんいん美女。壁の花みたいなチラッと映るだけの女性でもみーんな美人。隅々まで美人。今までこれほどまでに全員美人を集めた映画があっただろうか。 オースティ…
mです。こないだ、出勤途中にいつものようにバスに乗っていたんです。指定席化しているいつもの席に座って、普通にスマホで最近の韓国事情かなんかをチェックしていたら、上からぽこんとなにかが落ちてきて顔に当たってきたんです。きょとんとして「虫かなあ…
おすすめ度 ★★★★★ 「風呂の水は40センチでなければいけません。ピッタリにです。 朝食のトーストの温度は28度です。ピッタリに。」 ~フォッグの元執事、退職の理由より~
おすすめ度 ★★★ 私の好きな近未来&管理社会もの。この手の映画が好きになるきっかけになった、個人的には記念碑的な作品。別に管理されたい訳じゃなくて、そこからの脱出のカタルシスが好きなんだと思う。
おすすめ度 ★★★★ 全編、財宝目指して歩いているだけじゃんと侮るなかれ、野生動物たちの躍動感あふれる映像と原住民のダンスの美しさが圧巻。宝探し人探しでアフリカの秘境を行く割には、「息もつかせぬハラハラドキドキ!」といったアトラクション・ムービ…
おすすめ度 ★★★★★ サントラのない本作。流れる音楽は「口笛」。SF映画の金字塔「メトロポリス」を撮影した監督フリッツ・ラング初のトーキー作品。サイコ・サスペンスのはしり。 まだ若かりしピーター・ローレが27歳で主演した出世作。特徴的なギョロ目で、…
おすすめ度 ★★ このタイミングで巨大タコ登場 (; ・`д・´) はオドロキ。そして意外な真犯人。そうきましたかあ。科学的なのかなんなのか良く分からないところも多々ありながらも、娯楽作としては楽しめる。
おすすめ度 ★★★★ 70年前の女優に恋して、「こけの一念、岩をも通す」並みに気合でタイムトラベルする男性の話です。タイムトラベルと聞いて一般的に思い浮かべるのはドラえもん的なタイムマシンに乗って過去や未来に向かう方式ですが、この映画は違います。