映画 タイトル順-外国映画 サ行
おすすめ度 ★★★★★ かなりそっけない聖書の記述を、設定などを若干脚色した結果、実に身近でわかりやすい娯楽スペクタクル作品に仕上がっている。そして面白い。 楽しく教養がついて、かなりオススメ。
おすすめ度 ★★★ 私はバーグマンは大根だと思っている訳なんだが、今作でのあの顔は恋には落ちてるね。だって見ていて恥ずかしいもん。だから見るべき作品を見れば、バーグマンも世間の評判通り名女優なのかもしれない。 それにしても「あなたが好きよ」みた…
おすすめ度 ★★★ 「私はアメリカ主義者、白人至上主義だ! 聞け、同胞よ! アメリカは白人のものだ! 石を投げ、爆弾を投げつけるのだ! 黒人の外国人どもを吹き飛ばせ!
おすすめ度 ★★★★ この作品をリメイクした『殺したいほど愛されて(1984)』がもの凄く面白い映画なので、そのオリジナルの方を見てみた。このオリジナルは当時そこそこコケたらしい。 主人公のアルフレッドは世界的に有名な指揮者。若くて美しい妻ダフネをも…
おすすめ度 ★★★★ 日本でご存知の方は少ないでしょうが、当時のアメリカの国民的大スター、ウィル・ロジャース主演の蒸気船レース映画です。 レース映画は数あれど、蒸気船でレースするというのが極めてレアで、その壮大さと馬鹿馬鹿しさで爆笑することをお約…
おすすめ度 ★★★この映画を簡単に一言で言えば、かの有名なロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説『ジキル博士とハイド氏』の翻案です。 引用:「自分を愛そう 長く付き合うんだから 自分で自分を嫌っていては人生は悲惨だよ」 ジェリー・ルイス このセリ…
おすすめ度 ★★★★ これは不思議な運命に取りつかれた男の、素晴らしくロマンティックな物語。ちょっとSF風で、映画『ある日どこかで(1980)』を思い出す。あれが好きなら、これも好きに違いない、そんな映画。主役のイーベンを演じたのはジョゼフ・コットン…
おすすめ度 ★★★ 真面目な、良い映画。文句などあろうはずがない。 ・・・あろうはずがなかったのだが、現実というものはさらに厳しかったらしい。 今回、ン十年ぶりに見てみたら、全く感動しない私がいた。
おすすめ度 ★★★★★ 当時若干25歳の若者で、しかも映画など一度も撮ったことがないばかりか出演したこともないオーソン・ウェルズが、初監督にしてあらゆる映画手法を取り入れて撮影し映画史に輝く名作と相成った、ウェルズの神がかり的な才能がさく裂している…
おすすめ度 ★★★★どした、制作陣。 映画が始まってすぐ、スーパーマンがこっちに向かって飛んでくるシーンで早くも「ありゃ?」と思うこと請け合い。なんかバカに特撮がしょぼくなってるような・・・特撮と言っても「合成」で、光の当たり具合が不自然で偽物…
おすすめ度 ★★★ クリストファー・リーヴ版スーパーマン・シリーズの第3作目。 今回はⅠ、Ⅱとは打って変わって、クラーク以外のメンツが大分違くて、悪役も違えば、なんとヒロインも違う。 見どころはクラークがロイス以外の女にふらふらとしてしまい、なんと…
おすすめ度 ★★★ パート2の見所は、クラーク・ケントが自分をスーパーならしめている能力を「ボクは愛に生きる!」と言って意外とあっさり放棄して、母ちゃんを「え、あなたマジで? 困惑~」みたいに驚かせていたことと、そのお相手ロイス・レインとラブラ…
おすすめ度 ★★ スーパーマンはなにか気になって、数年ごとになんとなく見直してしまうし、新作が公開されると「見ておこう」という気になる。あのスーパーマンのロゴを見ると胸が少しだけ熱くなる。 スーパーマンが虚空を飛んでいる姿を見ると、やっぱり胸が…
おすすめ度 ★★★★★ 情報源の女教師は美人だし、お約束的に彼女と寝てはいたが、いわゆる劇画的な007シリーズとは一味違う、かなり現実的なスパイ映画。 実際、ジョージ・シーガル演ずるスパイ、クィラーは、全然楽しそうじゃない。表情は伏し目がちな上目使い…
おすすめ度 ★★★★★ 「俺は同じなんて真っ平だね。だからモッズさ。大物になりたいんだ」 ジミーの台詞より バイク、ドラッグ、パーティ、ケンカ。つまらない両親につまらない仕事、希望のない未来。60年代の若者が、精一杯背伸びしてイキがって、そして絶望し…
おすすめ度 ★★★ 映画「マッド・マックス2」(1981)に影響を与えたと言われる作品。「世界の中心で愛を叫んだけもの」でおなじみハーラン・エリスンの原作で、核戦争で滅びかけた近未来が舞台。
おすすめ度 ★★★★★ 引用: 「俺がガキの頃は味があった」 ソルのセリフ 特撮のないSF映画の大傑作。チャールトン・ヘストンは『猿の惑星(1968)』に続き、また社会の真実を知ってしまった。さすが大スターは知る真実の重さと大きさが違う。 これはただの人口…
おすすめ度 ★★★★ 言わずと知れた傑作、シドニー・ルメット監督の「12 ANGRY MEN」。撮影はたったの19日間。密室劇といえばこれ、脚本の書き方のお手本、と言われる作品。 窓から見える景色は絵だし、ほぼすべてのドラマが起こる舞台はたったの一室。絵的には…
老いて現役から追われる主人公の悲しい姿は決して他人事ではない。いたって日常的に繰り広げられている出来事だし、誰にでも訪れる、回避できない人生の必然的イベントだ。とはいえ誰にでも訪れるからと言って悲劇じゃないわけじゃない。