映画 国別
映画が公開された時はモノクロ(白黒)だったのに、どこかのタイミングでカラー化された映画の中の一本。調べてみると、1986年のビデオリリース時にカラー化されたらしい。 1997年にはロビン・ウィリアムス主演で大幅リメイクもされている。 反重力物質を発…
私がこの『アルジャーノンに花束を』の原作小説を「超絶名作」だと思う理由は多々あるのだけれど、その中のひとつに「これは誰にでも起こりうる、私たちの物語なのだ」という感想を持ったことがあげられる。 一読すると、知的障害を持った青年が、手術で頭が…
やばい。ぜんぜん面白くない (; ・`д・´) 私はこのブログを備忘録として位置付けているので、つまんなかった映画であっても観た映画は片っ端から記事にしようとしているのだが、「これは一体、何を書いたらよいのやら」と戸惑ったホド。
過去作品と比較した感想を一言で言えば、コミカルに振った1923年版、重厚かつドラマティックな1939年版、客観的かつ公平な視線の1956年版という感じがした。 私は原作を読んでいないので分からないのだが、この1956年版は原作にかなり忠実らしくてラストは悲…
良くある典型的な業界物語といえば言えて、ありがちだからこそ「地に足をつけなくちゃいけないよ」と、そんなメッセージがあるのだと思う(たぶん)。 そういう真面目な主題を、おっぱい満載でお届けしますよ! という軽い感じで映画はスタートする。
今作でのスチュワートは真面目で誠実そうな人柄のテッド役なので、彼の本領発揮というところ。 そして超~若い。若いって可愛い。 でも歌と踊りはハマらなかった。
率直かつ真面目な感想としては、これは暴れるのが健全なのでは、と思った (暴れすぎとも思ったが)。 中高生の子供たちが遊ぶ場所が、まるで市役所あたりが運営している市民センターみたいな施設で、大人の見守りの中で、大人の許容範囲のいたって健全な遊…
映画はコケちゃった説があるけれど、この映画私は好き。映画全編にわたって実にテリー・ギリアムだったし、特撮がとにかく素晴らしくて美しかった。 それに私はこのバロン・ミュンヒハウゼンの心がせつなくて、私も一緒になって「つまらん世の中じゃ!!」っ…
ぜんっぜんつまんなかったー (´▽`*) オドロイチャッタ なんかもう見るべきところが全然ないのね。びっくりした。 最近、ジョン・ウェインがスターになる前の、不遇時代にたくさん出ていたB級西部劇を順次見て行っているのだけど、どんどんダメになってる感じすらし…
この『ランブルフィッシュ』は今見ても格好いい。映画は90分くらいだけど、どのシーンどのカットを切り取ってもPCの壁紙とかにできそうなくらい洗練されてる。モノクロのクールな映像に、クールな演出で、比較すると物語も手が込んでいて、やや高めの年齢層…
女の子たちは「シャワー室で全裸」とか、体育の授業の乗馬で上半身裸でおっぱい丸出しにしてゆさゆさ揺らしながら馬に乗ってたり、チアリーダーの衣装が破けておっぱいが丸出しになったり、とにかくおっぱいな映画だった(なんだこれ)。
この映画の後に公開されていくハリウッドのスター映画は、不良とかではない青春映画ばかりになっていったと思うし、不良っぽいスターはマット・ディロンが最後なんじゃないかと思う。 マット・ディロンがスターだったのも短い期間だった。アメリカでも不良の…
今回は「男の友情」がテーマ。最後の方は「おや。『明日に向かって撃て』的な感じになってきたな」と思ったけど、本当にわずか一瞬の気の迷いだった。 というわけで、今作の目玉というか最大の見どころは、もしかするとヤキマ・カナットが出ているところなの…
刺さる人にはめちゃくちゃ刺さる、刺さらない人には全く刺さらず途中で見るのをやめたくなる作品だと思う。実際どうも私には刺さらない。ユーモアもあるし、テーマも深遠だし、登場人物のキャラも立ってるし、全体的に良い映画だと思うんだけど、でもやっぱ…
「昔の映画だなあ、牧歌的でいいなあ」と思うのは、やっぱり「ミュージカルでもないのに歌いながら登場する」という、昔はよくあって、でも今では考えられない演出がされていたこと。 題名もよく見ると「Singin’ Sandy」って書いてあるしね。なんだかちょっ…
コーハンには興味を持てなかったし、歌パートに字幕がないのが残念だったけど、でも「そんなことどうでもいいか」とも思えるこの映画の魅力は、なんと言ってもジェームズ・キャグニーの大活躍にあった!キャグニーがガンガン歌って、キビキビ踊って、くるく…
戦争が舞台だが歴史ものではなく、イギリスとナチスの工作員同士が騙しあいを繰り広げるサスペンスで、歴史的な経緯を知らなくても大丈夫な、かなり面白い娯楽作になっていた。 監督は今作の9年後に、ツィターの音が猛烈にうるさい映画史上に残る名作『第三…
この映画はかなりコミカルな作りになっていて気楽に見る娯楽作になっていたけど、もっとシリアスに振った方がよかったのではないかな。 電信柱を西海岸に向けて建てていくわけなんだけど、その辺の苦労話が足りなくて、カリフォルニアまで電信が通った時の感…
ご報告:映画としてはぜんぜん面白くなかったw でも、私は以前『ビッグ・トレイル(1930)』を見て、「若いころのジョン・ウェインって、めちゃくちゃ格好いいなあ」と思って、すっかり若きジョン・ウェインのファンになったので、ジョン・ウェインが格好良…
当時若干25歳の若者で、しかも映画など一度も撮ったことがないばかりか出演したこともないオーソン・ウェルズが、初監督にしてあらゆる映画手法を取り入れて撮影し映画史に輝く名作と相成った、ウェルズの神がかり的な才能がさく裂している超傑作なのだった…
「どうせ勧善懲悪な単純な映画でしょ」くらいに思ってあまり期待しないで見始めたのだが、意外や意外、意外と面白かったのだった。 実際に単純明快な勧善懲悪ものであることは間違いがないのだが、カラフルすぎるほどカラフルな、当時ありがちな「これぞ総天…
悪魔とその手下たちがおバカですっとぼけていて楽しい。おバカはおバカなんだけど、手下が結構鋭くて、悪魔が「神は無能だ。43種類もオウムを作ったり、男に乳首を付けたりしている!」などと創造主を悪くいうと、手下の一人が「でも悪の創造は評価できるの…
この映画は、導入から前半部分は甘いラブロマンス、中盤は心理スリラー、後半はミステリー、という具合に展開が大きく変わっていくけど、この分類、合ってるかなあ。ジャンル分けはほんと難しい。分類が合ってるかは分からないが、どんどん展開が変わってい…
おバカな高校生二人組が、明日の歴史のレポートをちゃんと出していい点を取らないと落第してアラスカ陸軍学校に入れられることになってしまうことになり「大ピンチ超やばい」と思っていたら、どうやら二人はおバカなのに未来ではビートルズみたいなスーパー…
なんなん、神。 ほんとなんなん。いきなりの説教。そして美味しいとこだけ独り占め。 ったく納得いかないな。言いたいことがいっぱいある。 ****** あらすじ ****** パート2から20年後。悪魔の子ダミアンを殺せる唯一の方法である ”メギドの剣” がシカゴのソ…
いやー殺したねえ、今回。(*´з`) ザコキャラも入れてざっと12人死んでた。 前作はそんなにたくさん死んでた感じがしなかったから、今回「ずいぶん殺ったなー」と思ったけど、ぱっと思い返してみると前回も6人は死んでいたのだった。乳母×2人でしょう、神父で…
本作はどうかと言うと、ややマニア向けと思われる。映画マニア、映画史マニア、サイレント映画マニア、古典マニア、ホラー・マニア、オカルト・マニア、怪奇マニア、ドラキュラ・ファンのような方にはお勧めするが、「ちょーおもしろーい」とかいう類の映画…
「オカルト」「宗教」「アンチキリスト」「聖書」などは好きなのでこの『オーメン・シリーズ』は見ている。ダミアンの肉体に刻まれた悪魔のしるし「666」。これはオカルト界隈ではつとに有名で、元は聖書に書かれた「獣の数字666」。日本ではこの映画で一躍…
映像がいかにも70年代的なSF作品で、個人的には雰囲気は結構好き。『ソイレント・グリーン(1973)』もそうだけど、ストーリーとかテーマとは全く関係なく、映像の雰囲気がなにかこう、物悲しい。 輪郭がはっきりくっきりしていて、隅々までピントが合ってい…
例によって本作は、アリババ話とは全然関係がなく、まったく別のお話と化していた。 この映画でのアリババは相当ないいとこの息子で名前はアリ。モンゴル帝国のカーンに攻め込まれた際に殺されそうになり、川に逃れて九死に一生を得るが、その後盗賊に拾われ…