映画 国別-アメリカ
おすすめ度 ★★★★ これは不思議な運命に取りつかれた男の、素晴らしくロマンティックな物語。ちょっとSF風で、映画『ある日どこかで(1980)』を思い出す。あれが好きなら、これも好きに違いない、そんな映画。主役のイーベンを演じたのはジョゼフ・コットン…
おすすめ度 ★★★★★ バットマンに出てくるあのジョーカーのインスピレイションの源として有名だけど、そんなことはどうでもいい。 そんなうんちくとはまるで関係なく、この映画はとても悲しくて、とても美しくて、とても素晴らしい。 おとぎ話のような明快なス…
おすすめ度 ★★★★★ 元世界チャンピオンの落ちぶれたボクサーと、彼を支える健気な息子の親子愛物語。息子のディンク役のジャッキー・クーパーが当たり役で、大人顔負けの演技が光る。この映画はリメイクされていて、映画ファンにとっては「1979年に大ヒットし…
本当にダメな人は「自覚すらない」ということは大いに考えられます。「自分は評価されていない」とか「なんであいつが課長で俺はうんぬん」とか「あいつは上に気に入られてる」とか、人のせい何かのせい、そんなことばっかり言っていて、周りからは「そうじ…
おすすめ度 ★★★ 私は高校生くらいの時にこの作品を読んで、感動したのと同時に「なんて恐ろしい」と心底悶えたのは、自分の未来が見えたような気がしたからでした。 人は誰でも赤ちゃんからスタートして、成長して、頭もよくなって、色々なことを判断するこ…
おすすめ度 ★★★ マット・ディロンがスターだったのも短い期間だった。アメリカでも不良の時代は終わったらしく、その後はもういない。不良の概念が、ロックからHIPHOPに変わってしまった。 でも、私はロックな不良たちを忘れないぞ (`^´)ワスレナイ!
おすすめ度 ★★★★★ 当時若干25歳の若者で、しかも映画など一度も撮ったことがないばかりか出演したこともないオーソン・ウェルズが、初監督にしてあらゆる映画手法を取り入れて撮影し映画史に輝く名作と相成った、ウェルズの神がかり的な才能がさく裂している…
おすすめ度 ★★☆ この『ローラーボール』は、世界がいくつかの超巨大企業に支配されているところがミソ。資本主義を突き詰めた未来はすでに国家が意味をなさなくなっていて、企業が世界を支配しているというわけ。
おすすめ度 ★★★★どした、制作陣。 映画が始まってすぐ、スーパーマンがこっちに向かって飛んでくるシーンで早くも「ありゃ?」と思うこと請け合い。なんかバカに特撮がしょぼくなってるような・・・特撮と言っても「合成」で、光の当たり具合が不自然で偽物…
おすすめ度 ★★★ 登場人物たちの人間ドラマを描くことが目的というよりは、西部開拓時代に東から西へ西へと移動していった人々の ”旅そのもの” を描くために登場人物たちのドラマがある、といった感じだった。西部開拓時代そのものを描くことがテーマだと思う…
おすすめ度 ★★★ クリストファー・リーヴ版スーパーマン・シリーズの第3作目。 今回はⅠ、Ⅱとは打って変わって、クラーク以外のメンツが大分違くて、悪役も違えば、なんとヒロインも違う。 見どころはクラークがロイス以外の女にふらふらとしてしまい、なんと…
おすすめ度 ★★★ パート2の見所は、クラーク・ケントが自分をスーパーならしめている能力を「ボクは愛に生きる!」と言って意外とあっさり放棄して、母ちゃんを「え、あなたマジで? 困惑~」みたいに驚かせていたことと、そのお相手ロイス・レインとラブラ…
おすすめ度 ★★ スーパーマンはなにか気になって、数年ごとになんとなく見直してしまうし、新作が公開されると「見ておこう」という気になる。あのスーパーマンのロゴを見ると胸が少しだけ熱くなる。 スーパーマンが虚空を飛んでいる姿を見ると、やっぱり胸が…
おすすめ度 ★★★★★ 映画半ばあたりにライオンと12分間もの格闘シーンがあるけれど、これ本当に格闘してない? 本物のライオンとプロレスですよ、レスリングですよ、がっぷり四つの相撲ですよ。迫力満点。これどうやって撮影したんだろう。ターザン、途中で腕…
おすすめ度 ★★★ この映画はアルフレッド・ヒッチコック監督の渡米後7作目の作品で、大西洋上のボートの上だけでドラマが繰り広げられる一種の密室劇であり、サバイバル映画であり、サスペンス映画でもある。
おすすめ度 ★★★★★ この冒頭の説明にある通り、おそらく二度と映画化されることはないだろう。実際に映画が公開された時はショックで流産した人がいたと言われるほどの騒ぎになり、監督は干され、イギリスでは30年間も上映禁止作品となった。 私は20代の頃に…
おすすめ度 ★★★★★ 主役で出ずっぱりのバート・ランカスターは最初から最後まで海パン一丁の衣装代いらず。このころ55歳くらい。 ある男が、知人のプールからプールへ泳ぎ渡りながら自宅へ帰ろうと思いついて実行するが、徐々に自分を取り巻く世界がうねうね…
おすすめ度 ★★★★★ ロン・チェイニー版とくらべて細かい違いは多々あるが(フィーバスが死んでカジモドが死なないとか)、そんなことよりも周辺の人物、ルイ11世やフロロ伯爵、詩人グランゴアルなどの人物像が詳細に語られていることと、ルイ11世治下のパリの…
おすすめ度 ★★★ めちゃくちゃクズな司教から動物になる呪いをかけられてしまった騎士と伯爵令嬢と、それに巻き込まれたコソ泥が主役のファンタジー。戦いの場面は少なめ。
おすすめ度 ★★★★★ 心理虐待が本作のテーマ。全く正常な人に対して様々な小細工をし、本人にも周囲にも、あたかもその人が異常であるかのように思わせて精神的に追い詰めていく虐待手法を、心理学用語で「ガスライティング」というらしいが、それはこの映画の…
おすすめ度 ★★★★ のっけから笑わせてくれる、MGMミュージカルの名作コメディ。映画がサイレントからトーキーへと移り変わるはざまの騒動を描いた作品というだけでも期待できるが、その上ジーン・ケーリーやジーン・ヘイゲン、ドナルド・オコナーら芸達者な出…
おすすめ度 ★★★★★ 「風呂の水は40センチでなければいけません。ピッタリにです。 朝食のトーストの温度は28度です。ピッタリに。」 ~フォッグの元執事、退職の理由より~
おすすめ度 ★★★ 私の好きな近未来&管理社会もの。この手の映画が好きになるきっかけになった、個人的には記念碑的な作品。別に管理されたい訳じゃなくて、そこからの脱出のカタルシスが好きなんだと思う。
おすすめ度 ★★★★ 全編、財宝目指して歩いているだけじゃんと侮るなかれ、野生動物たちの躍動感あふれる映像と原住民のダンスの美しさが圧巻。宝探し人探しでアフリカの秘境を行く割には、「息もつかせぬハラハラドキドキ!」といったアトラクション・ムービ…
おすすめ度 ★★ このタイミングで巨大タコ登場 (; ・`д・´) はオドロキ。そして意外な真犯人。そうきましたかあ。科学的なのかなんなのか良く分からないところも多々ありながらも、娯楽作としては楽しめる。
おすすめ度 ★★★★ 70年前の女優に恋して、「こけの一念、岩をも通す」並みに気合でタイムトラベルする男性の話です。タイムトラベルと聞いて一般的に思い浮かべるのはドラえもん的なタイムマシンに乗って過去や未来に向かう方式ですが、この映画は違います。
おすすめ度 ★★★★★ 20年代で200万ドルとも390万ドルとも言われる巨額の制作費を投じただけあってすごくスペクタクルだし、セリフなんかなくても何を言っているのか分かるほどの演技と演出だから分からないところも全然ないし、あの戦車競争のシーンも1959版と…
なんとファントム/エリックが、クリスティーンのおとうさんになっていた ( ゚Д゚) ガストン・ルルーもびっくりの大幅脚色。 そしてエリックは、シャンデリアを落とす時、糸のこでギコギコ切っていた。「おや?」と思ったね。わりと地味なことをするな。 他の…
おや? (゜-゜) エリックってこんなだったんだ。っていうか、いいの?エリック、これで。もうちょっと似合うのなかった? オペラ座の怪人の「1925年版を見よう」なんていう人は、絶対にアンドリュー・ロイド・ウェーバー版のミュージカル(1986)か、その映…
おすすめ度 ★★★★★ 「自信を失ったときは、黙って反対の方角を指さすのだ」 奇術師ハリー・ブラックストン 青春ドラマの隠れた佳作。私、この映画がほんとうに好きで好きで。「個人的超絶お気に入り10本」に入れると思う。