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1999年までの映画しか取り上げないブログ

映画 年代別-外国映画 1940年代

【映画】「ジェニイの肖像(1948)」 不思議な運命に取りつかれた男の、素晴らしくロマンティックな物語。

おすすめ度 ★★★★ これは不思議な運命に取りつかれた男の、素晴らしくロマンティックな物語。ちょっとSF風で、映画『ある日どこかで(1980)』を思い出す。あれが好きなら、これも好きに違いない、そんな映画。主役のイーベンを演じたのはジョゼフ・コットン…

【映画】「自転車泥棒(1948)」時の流れは残酷。映画のテーマが変わってしまった、戦後直後の大名作。

おすすめ度 ★★★ 真面目な、良い映画。文句などあろうはずがない。 ・・・あろうはずがなかったのだが、現実というものはさらに厳しかったらしい。 今回、ン十年ぶりに見てみたら、全く感動しない私がいた。

【映画】「市民ケーン(1941)」 一作で3度楽しめる。知れば知るほど楽しめる、映画史上最高のゴシップ映画【傑作】

おすすめ度 ★★★★★ 当時若干25歳の若者で、しかも映画など一度も撮ったことがないばかりか出演したこともないオーソン・ウェルズが、初監督にしてあらゆる映画手法を取り入れて撮影し映画史に輝く名作と相成った、ウェルズの神がかり的な才能がさく裂している…

【映画】「救命艇(1944)」これも一種の密室劇。ヒッチコック監督作品。

おすすめ度 ★★★ この映画はアルフレッド・ヒッチコック監督の渡米後7作目の作品で、大西洋上のボートの上だけでドラマが繰り広げられる一種の密室劇であり、サバイバル映画であり、サスペンス映画でもある。

【映画】「ガス燈(1944)」~自分で自分を信じられなくなる恐怖。テーマは心理虐待。

おすすめ度 ★★★★★ 心理虐待が本作のテーマ。全く正常な人に対して様々な小細工をし、本人にも周囲にも、あたかもその人が異常であるかのように思わせて精神的に追い詰めていく虐待手法を、心理学用語で「ガスライティング」というらしいが、それはこの映画の…

【映画】「赤い靴(1948)」 〜ヴィッキーを不幸にしたのは誰か〜 バレエ映画の最高峰

おすすめ度 ★★★★★ 「結婚したプリマなどどうでもいい。彼女は終わった」レルモントフの台詞より この映画は、世俗の愛よりも、崇高な芸術の神に人生をささげるレルモントフと、芸術と女の幸せのはざまで苦悩する「赤い靴の少女」ヴィッキーの物語。そして愛…

【映画】「オペラの怪人(1943)」 ファントム、クリスティーンの父になる ~クロード・レインズ版~

なんとファントム/エリックが、クリスティーンのおとうさんになっていた ( ゚Д゚) ガストン・ルルーもびっくりの大幅脚色。 そしてエリックは、シャンデリアを落とす時、糸のこでギコギコ切っていた。「おや?」と思ったね。わりと地味なことをするな。 他の…

【映画】「第三の男(1949)」 アントン・カラスのツィターがうるさい、苦くて渋い、大人の映画

おすすめ度 ★★★★ アントン・カラスのツィター演奏が「これでもかー、これでもかー」とうるさい映画。 そして、きわめて評価の高い「光と影の映像美」、抑制の取れた演出、人生や運命の苦さが光るストーリーで、「評判にたがわぬ渋い映画だなあ」と感心。昭和…