エムログ

古い映画を中心に、本、仕事・・・etc. 驚くほど忘れてしまうので備忘録として。

映画 年代別-外国映画 1940年代

【映画】「サムソンとデリラ(1949)」悪女が好きになる映画。聖書の映画化作品としても必見。

サムソンとデリラといえば、旧約聖書に出てくる話の中でも「バベルの塔」とか「モーセの十戒」とか「ノアの方舟」ほどではないにしてもかなり有名な話で、キリスト教圏の映画や本などを見ていると台詞なんかで時々出てくるので、知っていて損はない聖書の逸…

【映画】「踊る海賊(1948)」~ジュディ・ガーランドとジーン・ケリーが楽しそうで、こっちまで楽しくなってくる映画~詳しいあらすじ付き

ジーン・ケリーにジュディ・ガーランドという、ミュージカル界のスーパー・スターのふたりが繰り広げるコメディ・タッチのミュージカル。面白いというより、楽しい映画。話が面白いとかではなくて、二人が楽しそうだから見てるとこっちも楽しくなってくるよ…

【映画】「殺人幻想曲(1948)」~プレストン・スタージェス監督のドタバタ・コメディ~

この作品をリメイクした『殺したいほど愛されて(1984)』をかなり前に見てもの凄く面白かったので、そのオリジナルの方を見てみた。 主人公は妻の浮気を疑い殺害しようと完全犯罪をもくろむのだが、あまりにも自分に都合よく考えすぎていて全然うまくいかず…

【映画】「ガス燈(1944)」~自分で自分を信じられなくなる恐怖。テーマは心理虐待。~あらすじ付き

観ると精神的苦痛で顔が歪む。わたしは終始、沈痛な面持ちでしかめっつらで観てしまった。と言ってもそれは、心理面で非常によく出来た映画だからであって、駄作だからじゃない。 ああー、こんな風に扱われたら鬱になって気が狂ってしまうよ。 ****** あらす…

【映画】「赤い靴(1948)」 ~結婚したプリマなどどうでもいい~ バレエ映画の最高峰

「結婚したプリマなどどうでもいい。彼女は終わった」 レルモントフの台詞より その言葉をじっと聞くヴィッキー。 結婚を理由に解雇したボロンスカヤを見送る冷ややかなレルモントフ。その様子を汽車の窓からじっと見つめるヴィッキーのまなざし。 この映画…

【映画】「私を野球につれてって(1949)」 エスター・ウィリアムズ おまけ ~私野球をエスター作品として見てみたよ~

そういえば、かの有名なミュージカル「私を野球につれてって」でもエスターはプールで泳いでいたなあ、と思い出した。この作品はジーン・ケリー&フランク・シナトラ主演映画なのですが、これほどの大スターたちと共演するのが初めてのエスターはちゃんとや…

【映画】「オペラの怪人(1943)」 ファントム、クリスティーンの父になる ~クロード・レインズ版~

なんとファントム/エリックが、クリスティーンのおとうさんになっていた ( ゚Д゚) ガストン・ルルーもびっくりの大幅脚色。 そしてエリックは、シャンデリアを落とす時、糸のこでギコギコ切っていた。「おや?」と思ったね。わりと地味なことをするな。 他の…

【映画】「水着の女王(1949)」~あんまり泳がずに歌を歌っていたエスター・ウィリアムズ~

うーん。エスターはあんまり泳がない代わりに歌を歌っていた。歌わなくていいから、もっと泳いでほしかったなー。 しかし歌っていた曲は有名な、「ベイビー、イッツ・コールド・アウトサイド(外は寒いよ)」だった。この映画で使用されてヒットしたらしい。…

【映画】「世紀の女王(1944)」 ~泳ぐ! エスター・ウィリアムズの初主演作~

主演のエスター・ウィリアムズが「笑顔全開&カメラ目線」で泳ぎまくる!! 最盛期のMGMスタジオが、歌って踊るミュージカルに飽き足らず、泳ぐシンクロナイズド・ミュージカルを編み出してしまった、その記念すべき第一作。 映画の内容はいたって単純な、安…

【映画】「第三の男(1949)」 ~光と影~苦くて渋い、大人の映画

アントン・カラスのツィター演奏が「これでもかー、これでもかー」とうるさい映画。 そして、きわめて評価の高い「光と影の映像美」、抑制の取れた演出、人生や運命の苦さが光るストーリーで、「評判にたがわぬ渋い映画だなあ」と感心。昭和時代、名作映画ラ…

【映画】「幻の女(1944)」~原作が超傑作ミステリー~

原作が超有名な、ウィリアム・アイリッシュ「幻の女」(1942)の映画化。原作は映画化に不向きだと私は思っていて、それの映画化だから、たぶんうまくいってはいないだろうと予測。だから全然期待しないで見た。 だけど楽しめないのも嫌だから、できるだけ先…

【映画】「泣きぬれた天使(1942)」~ジュヌヴィエーブにも光はさすかな?~

うーん。モラルに囚われた、可哀想な女の子の話なのかな? やっぱりメロドラマは性にあわないなあ。 若く貧しく孤独な娘ジュヌヴィエーブは、逞しい青年ボブと恋に落ちるが、戦争が始まりボブは戦場へ行ってしまう。やがて戦争も終わり男たちが戦場から戻っ…

【映画】「白い恐怖 (1945)」~グレゴリー・ペックの美しさ~

ヒッチコック見つけた? 私は見つけた。今回はすごく分かりやすかった。 ヒッチコックのアメリカ進出後、第10作目。イングリッド・バーグマン、グレゴリー・ペック主演。前半はラブロマンス、後半に行くにしたがってだんだんサイコスリラーになっていく。 物…

【映画】「ヒズ・ガール・フライデー(1940)」 ~早送りか! マシンガン・トークが冴えわたる~

ストーリーがどうのというより、主演の二人がまあ喋る喋る。ほとんどのシーンが、二人両方かどっちか片方の出演シーンで、しかもずっと喋っている。会っても電話でも、とにかく早口で喋りたてる。ロザリンド・ラッセルって喋りで有名だったらしいけど、いや…