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割と自己流で生きています

映画 年代別-外国映画 1970年代

【映画】「大空港 (1970)」~忘れられがちだけど傑作~ パニック映画のはしり

おすすめ度 ★★★★ 災害や大事件、未曽有の大惨事などに巻き込まれて大騒ぎしてドカーン、ワー!キャー!阿鼻叫喚! CG、特撮、てんこ盛り! みたいなアトラクション・ムービーではなく、映画のほとんどの時間をドラマ部分に費やしている。

【映画】「夢のチョコレート工場(1971)」 チャーリーが健気で愛おしい、バートン&ジョニデ版のオリジナル

おすすめ度 ★★★★ 主人公チャーリーの健気な優しさが心に響く、コメディタッチでミュージカル仕立てのファンタジー。良くも悪くもいかにも70年代的セットで、けばけばしくも摩訶不思議な世界を表現しています。

【映画】「ハロルドとモード(1971)」 名作かもしれないけど、嫌いな映画。

おすすめ度 ★★★ 刺さる人にはめちゃくちゃ刺さる、刺さらない人には全く刺さらず途中で見るのをやめたくなる作品だと思う。実際どうも私には刺さらない。ユーモアもあるし、テーマも深遠だし、登場人物のキャラも立ってるし、全体的に良い映画だと思うんだけ…

【映画】「ローラーボール(1975)」超巨大企業が世界中の人類を支配している、そういう世界線の映画。

おすすめ度 ★★☆ この『ローラーボール』は、世界がいくつかの超巨大企業に支配されているところがミソ。資本主義を突き詰めた未来はすでに国家が意味をなさなくなっていて、企業が世界を支配しているというわけ。

【映画】「スーパーマン(1978)」 宇宙で一番孤独なヒーロー

おすすめ度 ★★ スーパーマンはなにか気になって、数年ごとになんとなく見直してしまうし、新作が公開されると「見ておこう」という気になる。あのスーパーマンのロゴを見ると胸が少しだけ熱くなる。 スーパーマンが虚空を飛んでいる姿を見ると、やっぱり胸が…

【映画】「さらば青春の光(1979)」 ~邦題に偽りなし。そう、光はないのだ~カルト青春映画の傑作

おすすめ度 ★★★★★ 「俺は同じなんて真っ平だね。だからモッズさ。大物になりたいんだ」 ジミーの台詞より バイク、ドラッグ、パーティ、ケンカ。つまらない両親につまらない仕事、希望のない未来。60年代の若者が、精一杯背伸びしてイキがって、そして絶望し…

【映画】「2300年未来への旅(1976)」~ファラ・フォーセットがチョイ役で出ている管理社会SF~

おすすめ度 ★★★ 私の好きな近未来&管理社会もの。この手の映画が好きになるきっかけになった、個人的には記念碑的な作品。別に管理されたい訳じゃなくて、そこからの脱出のカタルシスが好きなんだと思う。

【映画】「少年と犬(1975)」 マッド・マックス2の元ネタ

おすすめ度 ★★★ 映画「マッド・マックス2」(1981)に影響を与えたと言われる作品。「世界の中心で愛を叫んだけもの」でおなじみハーラン・エリスンの原作で、核戦争で滅びかけた近未来が舞台。

【映画】「ソイレント・グリーン(1973)」~人間がいっぱい~ 未曽有の食糧危機がやってくる

おすすめ度 ★★★★★ 引用: 「俺がガキの頃は味があった」 ソルのセリフ 特撮のないSF映画の大傑作。チャールトン・ヘストンは『猿の惑星(1968)』に続き、また社会の真実を知ってしまった。さすが大スターは知る真実の重さと大きさが違う。 これはただの人口…