エムログ

名作から駄作まで、見た映画の感想を正直に片っ端から記事にする、古い映画感想ブログです。驚くほど忘れてしまうので備忘録として。

映画 年代別-外国映画 1980年代

【映画】「バロン(1988)」 ユマ・サーマン 17歳の美しさが凄かった、テリー・ギリアム渾身の特撮ファンタジー映画

映画はコケちゃった説があるけれど、この映画私は好き。映画全編にわたって実にテリー・ギリアムだったし、特撮がとにかく素晴らしくて美しかった。 それに私はこのバロン・ミュンヒハウゼンの心がせつなくて、私も一緒になって「つまらん世の中じゃ!!」っ…

【映画】「ランブルフィッシュ(1983)」 映像がひたすら格好いい、マット・ディロンの代表的青春映画

この『ランブルフィッシュ』は今見ても格好いい。映画は90分くらいだけど、どのシーンどのカットを切り取ってもPCの壁紙とかにできそうなくらい洗練されてる。モノクロのクールな映像に、クールな演出で、比較すると物語も手が込んでいて、やや高めの年齢層…

【映画】「プライベイト・スクール(1983)」 この時代にはやった、だいぶえっちな80年代青春ラブコメディ

女の子たちは「シャワー室で全裸」とか、体育の授業の乗馬で上半身裸でおっぱい丸出しにしてゆさゆさ揺らしながら馬に乗ってたり、チアリーダーの衣装が破けておっぱいが丸出しになったり、とにかくおっぱいな映画だった(なんだこれ)。

【映画】「アウトサイダー(1983)」 遥か遠く懐かしい、80年代不良少年青春映画の代表格

この映画の後に公開されていくハリウッドのスター映画は、不良とかではない青春映画ばかりになっていったと思うし、不良っぽいスターはマット・ディロンが最後なんじゃないかと思う。 マット・ディロンがスターだったのも短い期間だった。アメリカでも不良の…

【映画】「バンデットQ(1981)」 意外にもキリスト教的価値観への皮肉が炸裂する

悪魔とその手下たちがおバカですっとぼけていて楽しい。おバカはおバカなんだけど、手下が結構鋭くて、悪魔が「神は無能だ。43種類もオウムを作ったり、男に乳首を付けたりしている!」などと創造主を悪くいうと、手下の一人が「でも悪の創造は評価できるの…

【映画】「ビルとテッドの大冒険(1989)」 キアヌ史上もっともおバカなキアヌが見られる映画【かわいい】

おバカな高校生二人組が、明日の歴史のレポートをちゃんと出していい点を取らないと落第してアラスカ陸軍学校に入れられることになってしまうことになり「大ピンチ超やばい」と思っていたら、どうやら二人はおバカなのに未来ではビートルズみたいなスーパー…

【映画】「オーメン3/最後の闘争(1981)」 なんなん、神。終始納得できないシリーズ完結編。

なんなん、神。 ほんとなんなん。いきなりの説教。そして美味しいとこだけ独り占め。 ったく納得いかないな。言いたいことがいっぱいある。 ****** あらすじ ****** パート2から20年後。悪魔の子ダミアンを殺せる唯一の方法である ”メギドの剣” がシカゴのソ…

【映画】「スーパーマンⅣ 最強の敵(1987)」 急に特撮がチープになってしまうの巻

(; ・`д・´) どした。制作陣。 映画が始まってすぐ、スーパーマンがこっちに向かって飛んでくるシーンで早くも「ありゃ?」とおもた。なんかバカに特撮がしょぼくなってるような・・・特撮と言っても「合成」で、光の当たり具合が不自然で偽物臭く見えるタイプ…

【映画】「スーパーマンⅢ 電子の要塞(1983)」(驚)ロイス・レイン、ヒロインでなくなる

今回の映画の見どころは、決してクラークの浮気?ではなくて、もう一人の悪いスーパーマンが登場してしまうところ。そもそも今作の題名はⅠ、ⅡときてⅢに、ではなくて「スーパーマンvsスーパーマン」で、番外編みたいな企画だったらしい。

【映画】「スーパーマンⅡ 冒険編(1980)」 ロイス・レインといちゃいちゃする

シリーズ第二作目の見所はスーパーマンが、自分をスーパーならしめる能力を自ら捨てるくだりと、ロイス・レインとラブラブしちゃうところ。クラーク・ケントは割と簡単に超能力を捨てて、ロイスへの愛に生きていた。母ちゃん、「え、まじで、困惑~」みたい…

【映画】「ヤング・シャーロック ピラミッドの謎(1985)」ホームズのパスティーシュ史上最も若いホームズが登場

前半はハリー・ポッター風の英国学園寄宿舎もの、中盤以降いきなりインディ・ジョーンズ化するという娯楽作。 ホームズとワトソン博士がもし高校時代に出会っていたら?という着想を元に作られた作品で原作者のコナン・ドイルは全く関係ない。 シャーロック…

【映画】「フラッシュ・ゴードン(1980)」ジョージ・ルーカスが作ろうとしていたアメコミ・スペース・オペラ

「フラッシュ! ア~ア~!」というクイーンの主題歌も有名な、アメコミ・スペース・オペラ作品。 最初ジョージ・ルーカスが映画化を希望していて、それが叶わなかったから『スター・ウォーズ(1977)』を制作したという曰くありの映画。これがすんなり通っ…

【映画】「殺したいほど愛されて(1984)」~スタージェス監督へのリスペクトが感じられる、甲乙つけがたい良作~

プレストン・スタージェス監督の『殺人幻想曲(1948)』のリメイク。リメイク作品を見ると「オリジナルの方が良かった」と思うことも多いけど、今作はスタージェス監督へのリスペクトが感じられる、甲乙つけがたい良作。 スタージェス監督のオリジナルをリア…

【映画】「レディホーク(1985)」~RPG好きにおすすめの、中世ロマンティック・ファンタジー~

最近、ルトガー・ハウアー死去のニュースを見てこの作品を思い出した(2019年7月19日死去)。一般的にルトガー・ハウアーといえば『ブレードランナー(1982)』なんだろうと思うが、私にとってはこの映画。10代のころ大好きだった、思い出の作品。 めちゃく…

【映画】「ディーバ(1981)」~おしゃれな映画は、時を経てもやはりおしゃれ~

引用:「オペラ座?」「お尻よ」 ジュールとアルバの台詞より 青が印象的な映画。 冒頭いきなり始まる「ラ・ワリー」の導入から一気に映画に引き込まれる、80年代青春映画の傑作。 『ベティ・ブルー(1986)』も話題になった、ジャン=ジャック・ベネックス…

【映画】「ある日どこかで(1980)」 超ロマンティックなタイムトラベル・ラブ・ストーリーの傑作

70年前の女優に恋して、「こけの一念、岩をも通す」並みに気合でタイムトラベルする男性の話です。タイムトラベルと聞いて一般的に思い浮かべるのはドラえもん的なタイムマシンに乗って過去や未来に向かう方式ですが、この映画は違います。 そしてたいへんロ…

【映画】「リトルショップオブホラーズ(1986)」~ジュニア、すごく可愛げがなくなる~

全編、キャッチーでいかにも80年代ポップスなミュージカル映画。1960年のオリジナル映画から、1982年のミュージカル化を経て、1986年にリメイクされた本作は、映画のリメイクというよりもミュージカルの映画化という感じなのかな。 曲は「いかにもブロードウ…

【映画】「マジック・ボーイ(1982)」 ~80年代の隠れた佳作~

「自信を失ったときは、黙って反対の方角を指さすのだ」 奇術師ハリー・ブラックストン 青春ドラマの隠れた佳作。私、この映画がほんとうに好きで好きで。「個人的超絶お気に入り10本」に入れると思う。 だけどネットで検索しても詳細はあまりよく出てこない…

【映画】「アトミック・カフェ(1982)」~1mmも撮影していないドキュメンタリー映画~

第二次世界大戦時における原爆や戦争に関する事実を、いたってクールな視点で発信した、ブラック・ユーモア炸裂の反戦映画。 この映画のために撮影されたフィルムは1mmもなくて、過去の既出のニュース映像とかプロパガンダ映像とかラジオ音声などの記録映像…