エムログ

古い映画を中心に、本、仕事・・・etc. 驚くほど忘れてしまうので備忘録として。

今の年金制度はやめていいと思う話

mです。

何かと話題の「年金制度」について、ずっと思ってることを書いてみようと思います。

まず、「定年になったら仕事をしないで遊んで暮らせる(若い人にお金を出してもらうから)」という発想が不健康すぎる。おかしい。亡くなった橋本治が(たしか)『青空人生相談所』でも言っていたように、(うろ覚えだけど)「ある一定の年齢になったら定年を迎える、というのはごく一部の『勤め人』という人達だけの考え方なのであって、人間は本来、生きている間はずっと死ぬまで働かなければならないものなんです」は正しい。

自営業とか農業とか、組織に属さないフリーランスの人たちに「定年」などという考え方は一切なくて、長い人類の歴史の中でもそんな考え方はない。私たちはそれが当然のように思って生きてしまったけど、考えてみたらおかしな制度だ。

なんで急に働かなくてよくなるの? へん。

「年金」って、乱暴に言いかえれば「今まで働いてきたお年寄りにご褒美として、現役世代がおこづかいをあげて養ってあげよう」ってことでしょう。なんで? 生きてるんだから、生きたいんなら自分を生かすために何かするのはあたりまえでしょ? 若者が悲鳴をあげてるよ(私もあげてるけど)。

だいたい自営業系の人たちをないがしろにして、勤め人ばかり優遇してきた現制度はおかしいよ、やっぱり。自分の力と才覚で世の中を渡っている人たちをもっと大切にするべきだと思うね、私は。

もうサラリーマン的な生き方を奨励する時代は終わったことを、私は率直に認めます。

というわけで、そもそもの考え方が間違っているんだからやめてしまえばいい。

じゃあ、どうやめるか。

私としては、「本当に困っている人以外」を排除したい。



まず老齢年金はやめる。年寄りとはいえ、健康で元気な年寄りにも出してるわけだから福祉とは言えない。元気なら働く。



つぎに遺族年金もやめる。現実問題として妻だって働かないと生活していけないわけだから、もう遺族も何もない。

専業主婦なんて、今や「金持ち男性」をゲットした女性しかなれないという狭き門、いわゆる「おんなの勝ち組」ですよ。女性側が「いいなあ楽そうで」と専業主婦を望もうが(たくさんいると思う)、男性側が「家にいてほしいなあ」と思おうが(こちらは今どきいるとは思えないが)、専業主婦なんてもう「なれない」「許されない」のですよ。ぜいたく品です。

ということは「専業主婦≒金持ちの妻」なんだから、福祉の対象からはずしていい。日本国憲法で謳う「健康で文化的な最低限度の生活」はできるでしょう。

老いも若きも女性達も、全員一律ただの「労働者」として考える。十把一絡げ。



でも、やめるのは「老齢年金」「遺族年金」にあたるものだけで「障害年金」は残しておく。必要だから。



そしてついでに、年金制度ではないが、健康保険も「老人医療」はやめる。「3割」なら「みんな3割」。病気やけがで苦しんでいるのは老人だけじゃない。

若いからこそ余計つらいということだってある。

だから年齢関係なく、こちらも全員一律フラットに「病人」「けが人」として考える。老若男女みんな一緒。「みんな3割」。これは早くやって。



そうすれば「年取っても働こう」「頭使って生きよう」「勉強しなきゃ」っていう気になって、自分の生き方とか人生プランを真剣に考えるようになるだろうし、やたらと全員を働かせようとしている政府の思惑とも一致するし、医療にかかる財源の問題も解決する(・・・かは知らないけど改善はされるだろう)し、国民年金と厚生年金の差もなくなる。



でも私たちは払う習慣が出来ているから払うことはやめない。←これ大事。払うものは払う。必要だから。


そして財源は名目を見直して、それっぽい名前を付けて、「本当に困っている人だけ」に集中させたい。

「本当に、本当に困ったときは助けてくれる」 ←これが大事。

そういうふうに国民の人生をサポートして欲しい。ほんとうに困ったときは助けてもらえると思えることは、精神の安定につながるからすごく大事。




・・・とはいえ、政府はもう始めてますよね。徐々に徐々に金額とか受給時期とか変えてきて、やんわりと覚悟させつつある。みんながびっくりしすぎないように、「大丈夫、大丈夫。怖くない、怖くない。ちょーっと痛いだけだから。あばばばば」と子供をあやすみたいに。「ちょっとずつ痛みに慣れようね」って。

今回の「2000万円問題」だって、作戦かもしれないじゃん。「国民に自覚させるためのステップ 3」とか。4でも5でもいいんだけど。

で、5年後くらいに「慣れた?」「分かってた?」って聞いてくるとか。「慣れましたw」「さすがに気が付きましたww」みたいな。私なんて「野垂れ死に覚悟してましたから、月に1万でも2万でもくれるなら嬉しいですぅ」なんて言ってたりして。

うまくいってるんじゃないかな。 

まあ、今回の「2000万円問題」は作戦ではないんだろうけど、私はむしろ作戦であるべきだと思う。国とか政治とかの世界には、それくらいの「策士」がいてほしい。


払いたくないわけじゃないんだよ。絶対に必要だと思うから。

払うよ。それにもう「すごくたくさんもらいたい」とも思わないよ。どう考えても無理だから。

だけど、見直して。払うから。自分が元気&健康すぎて、ぜんぜん恩恵にあずかれなくても払うから。

よろしくたのみます。



・・・私にお金はあるのかといえば、もちろんないです(とほほほほほ)。

私だってもらえるなら年金もらって、うちの母親みたいに寝て暮らしたいやい。

でも、そういう個人的なことではなくて、いろいろ理屈を考えたらこうなった、ということです。

ああ、老後、大丈夫かなあ。なんとかせねばなあ。