○松本清張『黒革の手帖』読む
今朝は気持ちのいい秋晴れ。今年初めて羊雲を見た。ドル円は148円台後半。ここから149円を狙う位置。日足が一目の雲のちょうど真ん中で、週足の雲の上限キワキワのところ。日足で149円から150円を狙うロング勢と、週足で売りを仕込むショート勢のせめぎ合いというところ。どちらが勝つか。とりあえず150円を狙う動きに期待。
松本清張『黒川の手帖』
極めて有名な作品で何度もドラマ化されているようだけど、一度も見たことがないのでどんな話なのか全く知らない。殺人事件が起こる推理物だとばかり思っていたけど、この感じは違うよう。
楢林!エグイ事で金稼いでるなあ。産婦人科医は光と影って感じ。元子、楢林、波子、それから婦長の中岡市子が序盤のキーパーソンらしい。
ただ時代設定が昭和中期くらいなのでクラブのホステス連中は和服なのだけど、つい洋装でイメージして読んでしまう。それで和服の描写が出るたびに、脳内で和装のイメージに切り替える、の繰り返し。
いま上巻の1/3くらいかな、女の闘いが始まりつつある。面白くなってきた。
午前中は私が一番嫌いな仕事、ドクターの報酬確認をする。非常勤のドクターは ”外来1コマ4時間” 単位で報酬が決まっていて、それを超えた残業代も出る。それなのにタイムカードをちゃんと切らないから何時に来て何時に帰ったかが分からない。
たとえタイムカードを打刻してくれていても、外来が終わってから別のことをしているかもしれないから打刻時間を鵜呑みにはできない。だから結局は打刻時間が妥当かどうかの確認をしなくてはならない。
これが複雑で確認するのが大変。何時に帰ったかなんて知るか。そもそも他人の金なんか私には関係ないし、もう興味もないから苦痛で仕方がない。なんで私が人様の金の計算をしなければならないのか。他人の金なんか心底どうでもいい。人事部でもないのに。
ということで月に一度、自分が人事の仕事は向いていないことを痛感する。ほんとストレスでしかない。
ドル円は朝瞬間的に149円台をつけた局面もあったけど、結局はショート勢が勝って1円下落。今は148円を割るか耐えるかのライン。でもランド円が少し上げたから、利が乗ってるポジションを2つ閉じて18,000円の利益に。そしてまた2枚買った。
ブリクリは末期症状。誰も掘る人がいなくなった。運営がどう出るか見守る。
今日は総じて気持ちが上がらない一日だった。『黒革の手帖』読みながら寝る。