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割と自己流で生きています

2024/10/13(日)晴れ ダルゴナコーヒー、「進撃の巨人」「死の棘」ドラマ「黒革の手帖」

 

 

〇島尾敏夫『死の棘』読む
〇漫画『進撃の巨人』読む
〇ドラマ『黒革の手帖』第2話を見る

 

昨日は夕方まで寝ていたので夜は一睡もせず、ずっとYoutubeで音楽動画を見続けたり、鉱山を掘ったりして夜を明かす。

あそうだ、ダルゴナコーヒーとやらを作ってみた。過去に流行っていたことがあったらしいが、全く知らなかった。Youtubeのショートで流れてきたので知って、25分かけて泡だて器でかしゃかしゃしていると、かなりの角が立つほどキメ細かく泡立つ。面白い。それをタッパーに入れて冷凍庫で凍らせる。上手くできた。

昼に母がパンに乗せて食べていた。私はちょっと濃すぎるなと思ったが、母はまあまあ気に入ったよう。今度は倍作ろう。ちょっとだけ研究しよう。

 

自分は昼頃コロッケそばを作って食べて、kindleで漫画『進撃の巨人』の続きを読む。

最近本が面白くて『進撃の巨人』のことを忘れていた。それで少しさかのぼって読み直しているが、やはりすっかりストーリーを見失っている。でもそれは間を空けてしまったからではない。

エレンが主役だと思って読んでいたから、23巻でマーレ編が始まると、誰が誰やら分からなくなり、時系列も見失って混乱している。時系列通りなのか、それとも過去が入り乱れているのか分かりづらい。おそらくやっぱり画力の問題で、同じ人物の若い頃なのか別の人物なのかが分かりづらい。子供たちも似てる子がいる。特に金髪青い目設定みたいな色素の薄い子供たちが苦手。

アニメ版もアマプラで数話見てみたが、私は馴染めそうにないので見るのをやめてしまった。やはり問題は絵。

もちろん原作と違って絵はさすがプロの仕事で上手なのだけど、そういうことではなくて、まずミカサが大人っぽすぎる。

そしてこれが一番大事なのだが、巨人たちがキレイすぎる。これを見ると、原作者の絵の下手くそさが、巨人の描写に関してはむしろ迫力につながっているのだと気がついた。アニメ版の巨人はダメ。認められない。

しかしこうまで壮大なストーリーになるとは思わなかった。面白いとは思っているので、続きを買おう。そして今度はマーレ編だけを読んでみよう。

 

13:30頃寝る。昼寝のつもりで2時間くらいで起きようと思っていたが、目が覚めたら18:00だった。

 

ドラマ『黒革の手帖』の第2話を見る。渡辺美佐子の演技がさすが。中年の、男っ気のない女の悲哀がほとばしって、哀しい。

ドラマは安島が第一話から出てくるなど、原作と比べると大分コンパクトに分かりやすくまとまっている。それは安島役がスターの田村正和だからだけでなく、ドラマは全部で6話しかないためだ。

おかげで原作の雰囲気を損なうことなく、テンポよく話が進んで見やすいし、出てくる俳優陣も豪華で実力者ぞろいでハズレがなく、なかなかの名作ドラマと見た。

 

島尾敏夫『死の棘』の方は、妻のミホではなく主人公のトシオの方が自殺を考え、壁やタンスに力任せに頭をぶつけまくるという挙動に出始めた。妻の気がおかしくなって早4~5か月。主人公が追い詰められていく。

女にだらしのなかった男が、すべてを見透かしているかのような妻に、ぐんぐん追い詰められていく心理が克明につづられていく。

ほぼ実話だし、こう書くとかなり重たいストーリーだから、さぞかし読んでいて苦痛ではないかと思いきや、そうはならない。「旦那の浮気」という他人から見ればどうでもいい ”私事” を、命懸けで揉めまくる二人は滑稽さをはらんでいて、笑ってしまう場面も多い。

真剣であれば真剣であるほど滑稽にならざるを得ない人間の悲哀が漂って、かなり面白い作品だと思う。

 

今日も夕方まで寝てしまったので、今夜もこのまま明け方までは起きていることになると思う。連休になるとどうしても生活のリズムが夜型になってしまう。あんまり気にしてないけど。

 

 

 

 

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