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割と自己流で生きています

映画館で『SHOGUN』見てきた、ブリリアンクリプト評価損24億に思うこと

 

 

○保坂正康『昭和史七つの謎と七大事件 戦争、軍隊、完了、そして日本人』読む

 

2024/11/21(木)雨 夕べは久しぶりに寝汗を一杯かいた。半覚醒でパジャマの袖などで汗を拭いながら寝ていた。なにか夢も見ていたように思う。でも覚えていない。目覚めると襟足のところがぐっしょり。まるで風呂上がりのようにドライヤーで乾かすほど。

8年くらい前まで、責任のある役割をしているときは毎晩毎晩ぐっしょり汗をかき、夜中に着替えたりタオルを首に巻いて寝たりしていた程寝汗をかいていたけど、今の部署に異動になってからはピタッととまった。それこそ異動初日からピタッ!という感じ。前はストレスやプレッシャーが強かったのが原因だと思っている。

今はプレッシャーはゼロ、ストレスも取り立てて言う程の事はない。だから寝汗をかかなくなったんだと思う。それなのに「辞めたい」とはこれ如何に。

 

 

映画でも見に行こうと思って、先週に引き続き今日も午後休をとった。来週も取るつもり。5連勤が3週間も続くなんてありえないと思って。そうしたら話題の『SHOGUN』が映画館でやっていると言う。

もちろん見たいと思っていたけど、ディズニー・プラスかなんかに入らないと見られないというし、私は加入する気がないから諦めていた。そうしたら1話と2話だけ映画館でやると言うじゃないか。早速行ってみる。

結論は素晴らしい出来だった。真田広之の執念と日本人としての誇りや美学を感じた。意地を通したんだね。

私は、真田広之は海外での活動にこだわりすぎて俳優としてのキャリア形成に失敗したのではないかと思っていた。渡辺謙を意識しすぎなのではないか、俳優として道を誤ったのではないか、役所広司みたいに国内を基盤に海外にアピールするべきだったのではないかなどと。

でも今作を見て、私が間違っていたことを認識。渡辺謙が自滅しまくったことを別にしても、完全に一発逆転したのだと思う。大したお方だ。

作品は一般のアメリカ人や海外の日本オタクたちに媚びず、日本人が見ても違和感のない出来になっていた。くノ一風の女刺客が出てたりしていたけど、漫画のNINJYA!という感じではなくリアリティがあった。

全編日本語で押し通し、どの役者も ”外人みたいな日本人” ではなく、生粋の日本人らしい控えめな演技で良かった。身振り手振り表情が普通に日本人していた。知られていない役者で固めていたのも良かった。

1,2話だけだから物語はまだ始まったばかりなのに、物凄い満足感だった。2時間ちょっとが短く感じた。え、もう終わっちゃうの?もっと見ていたいと思った。オールナイトでもいいくらい。

それに映画館で見られてよかった。ディズニー・プラスには入らないけど、ディスクで買っちゃうかも(意外とリーズナブル)。

 

しかし現代のアメリカ人は、こんな極東の、しかも400年くらいも前の話を見て良さが分かるようになったんだなあ。しかも全編日本語で押し通している作品だし、彼らからすれば日本人役者たちは表情が乏しく見えるかもしれないのに、それでもこれを評価できる人たちになったんだなあ。

時代が変わったんだなあ。経済は落ち込んだけど、文化的には注目を集めることができるようになった。実に感慨深い。

 

 

ブリクリ大元のコロプラさんが、主にブリクリのせいで24億円の評価損だったらしい(赤字ってこと?)。

www.nikkei.com

ブリクリが収益を上げるためにはゲーム内のアイテム販売が肝とある。

アイテムって・・・ツルハシしかないよね。

私はIEOからブリクリに関わっているが、ゲーム配信開始直後から謎に思っていることがある。

ツルハシの値段は、ゲーム開始時は日本円で4万5千円くらいだったと思う。それは良いのだが、私はBRILなりPOLなりの値段が変動すれば、ツルハシの値段は逆相関すると予想していた。ツルハシは結構お高い5万円などに固定して、BRILが上がればBRIL建てのツルハシの値段は安くなり、BRILが下がればBRIL建てツルハシの値段は上がるだろうと。そうすることでツルハシの価値を守るだろうと。

ところが円建てではなくBRIL建ての方で固定されてしまったもんだから(だいたい1600BRILとか)、BRILの値段が上がれば円建てのツルハシの値段も上がり、BRILの値段が下がればツルハシの値段も下がるという結果に。例えばBRILが30円なら48,000円だが、BRILが10円なら16,000円で買えてしまう。

そして実際BRILは今10円くらいなので、ツルハシがバーゲン状態になって、スカラーだった人がみんなツルハシを購入してしまいツルハシ・オーナーが爆増。当然スカラーは激減。誰も掘ってくれる人がいなくなってしまった。

そうじゃなくて、最初に書いたように日本円の方で5万円弱に固定して、ツルハシの暴落を防ぐべきだった。するとツルハシに価値が生まれて、手に入れる為にはそこそこ課金するか、ゲーム内でかんばって輝石を掘らなけらばならない。その結果ツルハシ・オーナーの数がコントロールされ、スカラーの数も確保できたのに。

だいたい運営は「ツルハシの本数も上限があります」と言っていて、それが何本なのかは不明だけど現在ナンバリングが7000番台だから、1万本くらいはあると睨んでる。ありすぎなのよ。例えば半分の5000本くらいにして、ツルハシの価値を5万円とかの日本円で担保すれば、ツルハシの転売で利益を上げるベクトルも生まれて活性化したと思う。

今は複数のツルハシを持つメリットがゼロどころか負担になってしまい、ブリクリに期待して初期から参加している課金勢が苦しむ結果になっている。特にツルハシの転売を見込んで複数本購入した人は、ツルハシの価値が下がりすぎて期待外れだったのではないかしら。

運営さん、今からゲームバランスを回復できるんだろうか。私はまだ付き合うよ。

 

 

 

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