mlog

女一匹50代、ひとりもんの暮らしなんてこんなもん

島尾敏夫って面白いなあ

 

○島尾敏夫『魚雷艇学生』読む

 

2025/2/27(木)晴れ 

夕べも眠くて、11時くらいと私にしては早めに寝た。でも2時ごろ目が覚めてしまって、二度寝することもかなわず、そのまま朝まで起きて本を読んだりゲームしたりしてしまった。それも布団の中でアイスを食べながら。

本は島尾敏夫の『魚雷艇学生』だけど、かなり面白い。私、島尾敏夫好きだなあ。作品ももちろん良いんだけど、島尾敏夫自身が好きなんだと思う。

太平洋戦争の最中、徴兵された島尾敏夫が、海バージョンの特攻隊員になっていく過程を描いているわけだけど、うっかりすると「特攻隊の訓練は大変だった。辛かった、苦しかった、悲しかった」みたいになって、命の大切さを説いて平和を訴えたりしそうなのに、島尾敏夫はそういうニュアンスが皆無。これがいい。他の作品も読もう。

 

 

仕事が忙しい。退職者の仕事のうち、結構ボリュームが大きい仕事が私に回ってきたことと、ドクターの退職が相次いで外来が回らない曜日が出てきたため、4月から大きく外来枠を変更したことが原因。

前者は雑な引継ぎだった上に慣れていないので慎重になるし、後者はパズル化していている上に間違いがあると事件化するから神経を使う。

個人的に忙しいのは嫌いじゃない、というより好きだから別に平気だけど、この7年間暇を持て余してサボり癖がついちゃったから、本気でるまで時間がかかる。サボる時間も確保したいところ。

 

それから今朝、Y先生が医局のカギを持ってやってきた。手にしたカギを見ると、なんと途中でポッキリ折れているではないか。確か過去にも同じ絵面を見たことがあるが、あんなに分厚い鉄の棒が、あんなにポッキリ折れますかね。ほんとびっくりよ。

スペアを渡したくてもマスターキーしかない。仕方ないので今日の所はマスターキーを使ってもらって、明日スペアを作りに行くことに(Tさんが)。