mlog

女一匹50代、ひとりもんの暮らしなんてこんなもん

『アメリカン・グラフィティー(1973)』見に行く

 

〇ヘッセ『クヌルプ』読了

〇ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』読む

 

2025/3/22(土)晴れ 風が強いけど素晴らしい天気。

そこで近場のTOHOシネマズでリバイバル上映中の『アメリカン・グラフィティー(1973)』に行ってきた。素晴らしかったね、、、、

青春映画というものは、その青春真っただ中の年齢の時に見るよりも、この年になってから見た方が良さが分かるなあ、そんな気がした。

それから帰りがけに本を二冊買って、どっか喫茶店でも入って本を読もうかなと思って駅前を歩いていたら、高校時代の部活仲間Mちゃんとバッタリ会った。今となっては気が合うわけじゃなくなってるから話は弾まないんだけど、「どっかいいとこなあい?」と聞いてみたら、近くに新しくできた店を教えてくれた。

せっかくだから行ってみる。食べ物やデザートの種類はいくらもなかったようだけど、カウンター席の椅子がとても座りやすくって、本を読みながら一時間以上もゆっくりしてしまった。

一時間を過ぎたあたりでケーキの皿を片付けにウエイトレスがやってきて、一時間以上経ったことに気が付いた。たぶんそろそろ帰れということなんだろうなと察し、『クブルプ』があと少しで読み終わるところだったんだけど、店を後にする。

その後駅前のベンチに腰掛けて続きを読み、本を読み終わす。『クヌルプ』も良かった。考えさせられた。どこかでボタンを掛け違えたクヌルプの哀しさは、まるで私の話みたいな気がして、ズシンと来るものがあった。

 

そうしたら目の前を、杖を突いた全盲のお婆さんが歩いていく。ちゃんと点字ブロックを頼りに歩いているのを見て興味を持ち、少し後をつけてみる。

すると数分のところにあるコンビニに入っていった。するとすぐに店員が現れ、買い物を手伝ってあげていた。行きつけのコンビニなんだろう。

それを見届けたらなんか納得したので、バスに乗って帰る。

 

来年度のTOHOシネマズのスケジュールを貰ってきた。来年度は去年アンケートで募って人気が高かった作品で構成されているのだけれど、これが素晴らしいラインナップ。

asa10.eiga.com

『ベン・ハー』でしょう、『ゴッドファーザー』でしょう、『風と共に去りぬ』『砂の器』『メリー・ポピンズ』『七人の侍』『アマデウス』『ショーシャンクの空に』『2001年宇宙の旅』『時計仕掛けのオレンジ』『パルプ・フィクション』・・・

行くぞ!!

 

今日は映画も良かったし、本も良かった。いい一日だった。

 

 

アメリカン・グラフィティ (字幕版)

アメリカン・グラフィティ (字幕版)

  • リチャード・ドライファス
Amazon