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女一匹50代、ひとりもんの暮らしなんてこんなもん

また国立科学博物館に行ってきた

 

○山田風太郎『戦中派焼け跡日記』読む 

 

2025/5/13(火)晴れ

 

今日は午後休の日。やるべきことだけやって、12:35に退勤。飛ぶように上野へ向かう。

 

結局今日も上野へ行って、科学博物館に行くことにした。先月行ったときは特別展だけしか見ることが出来なかったので、今日は常設展示を見るつもり。

駅前で、コーンがラングドシャーになっているソフトクリームを売っていたので食す。650円也。味はラングドシャークッキーとアイスを一緒に食べている感じ。あたりまえや。普通のコーンよりも甘さが強くて若干くどいかな。あっちもこっちも甘いというね。

普通のコーンの方がさっぱりしてアイスの甘みが引き立つかも。でも私はラングドシャーが大好きなので、十分美味しかった。

そして科学博物館へ。高校生の修学旅行かなんかに当ったみたいで、若者がいっぱい。だけど空いていて、悠々回れた。

それにしても科学博物館は広い。とても2時間程度では回り切れないのが分かっていたので、興味のある人間たちが主役のところをじっくり見て、他の地球とか宇宙とか動物関連のところは軽く流す。

 

一番心に残ったのが、江戸時代の女性のミイラが展示されていたこと。彼女の人生に敬意を表して、写真撮影はNGとなっていた。

ミイラも保存状態が良くて感銘を受けたけど、この「撮影NG」の理由が但し書きとして掲示されていて、その博物館側の思いに感動してうっすら涙が浮かんできた。

そうだよね。彼女は生きていたんだ。江戸時代に、私たちと同じように息をして、苦しかったり楽しいことがあったりして、同じように生きていたんだなあ。なんだか不思議な気がするし、当たり前でもある。でもやっぱり不思議だ。彼女は知らないことだけど、数百年の時を超えて、現代の私と出会ったんだなあ。

なんか、言葉では言えない感銘があったよね。

もちろん縄文時代の頭骨なんかも同じ。見てると「同じ日本人、同じ仲間、私と同じなんだなあ」という感情が芽生えてくる。

 

動物興味ないんだけど、それでもあの骨格群を見ていると、この非現実振りに圧倒される。巨大すぎだろ。


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上の二枚目なんか、そこ(顎の下)に牙あっても使いにくくて用途が限られるだろ! って思った。そんなんだから絶滅するんだよ、と。

しかし興味なくても見てよかった。今度はこの骨格メインでゆっくり時間を取って来よう。この太古の地球の生物に囲まれて、ベンチでゆっくり読書でもしたい。

 

 

とはいえやはり人間の営みに興味がある。私この日時計欲しい。私もこういう時計で生活したい。

定年後は日時計で生活。まじで検討しよう。


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調べてみたらあるうー。ほしいー。

 

これを腕にしている定年ばばあ。

馬鹿だなあ。