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割と自己流で生きています

家裁で調停中の件

 

    

 

来月は2回目の調停が始まるのでその準備中。

去年の1回目は合意に至らず審判に進むと思いきや、「もっかい調停で話し合った方がいいよ。やり直しね」と差し戻された。

遺産相続なんて言っても、都内のしょぼい土地の借地権を10人ほどもいる相続人で分けるだけから、私はせいぜい50万円ちょっと、母が30万円ちょっと。

で、そのしょぼい金額どう分けるかで血肉の争いが起きている、、、わけではなく、金銭面では誰も文句を言っていなくて、むしろさっさと法律通りに割って終わらせたいのだが、

わが母君が、結婚してからずっと60年もの長きにわたって嫁ぎ先から虐められてきた上に、

この期に及んで「彼女は判子を押さないだろう」と踏まれて、話し合いもせずにいきなり調停に持ち込まれたもんだから怒っちゃって、

「この60年もの長きにわたる屈辱の歴史の汚名を晴らすのは今しかない」的に「あたしゃサインはしません」となっているという経緯。

感情面だから、なかなか一筋縄ではいかない。

 

今現在、この連休も返上して、母上60年の「わが屈辱の人生」を文書にして敵方に送り付けるため、私は延々と話を聞き、それを聞き書きして原稿にするという、ゴーストライターの役目を仰せつかっている。

しんどい。早く終わりたい。

話は前後するわ、無駄な話が多いわ、さっき聞いたわ、書かなくていい話までし始めるわ、それが60年分のボリュームだわで、もうカオス。

でもねえ、母からすれば、齢80もう後がない、今しかない、というわけで、そうでしょうね、不本意ですが娘ですからね、乗りかかった船なんで付き合いますよ。やったんさい。

私も母の死後「もうちょっと頑張ってあげればよかった」とか思うの、別にいいけど思わない方がナンボかマシだし。

というわけで「合計80万円テードで魂は売れないわ」と今日も8時間かけた。